高齢者

特集

認知症患者への食事、どう支援? 食物栄養学の井戸由美子教授(京都女子大)に聞く【下】

井戸由美子教授  高槻市の新阿武山や堺市の阪南病院などの医療現場で管理栄養士として、認知症やアルコール依存症、うつ病患者への栄養指導に携わる京都女子大・食物栄養学の井戸由美子教授。ゼミ学生と生活習慣病予防レシピを考案し、「香りと食欲...
特集

認知症予防に良い食事 食物栄養学の井戸由美子教授(京都女子大)に聞く 【上】

おすすめは不飽和脂肪酸の多い〝地中海式食事〟 井戸由美子教授  誰もが、年齢を重ねるにつれ、健康面に対する不安が大きくなる。なかでも記憶や言動などの機能が低下する認知症には、不安どころか恐怖すら感じるというのが、高齢一歩手前の...
地域

シルバーパワーで年商6・7億円 「生きがい就労」でいつまでも元気に 門真市シルバー人材センター

「弁天池公園ふれ愛感謝祭」の運営を行うシルバー会員  全国のシルバー人材センターの会員数が減少する中で、門真市シルバー人材センターは、60歳以上の人口に対する入会率が全国5位、大阪府内ではトップとなり、全国から視察団が訪れるほど注目...
暮らし

75歳以上 保険料〝引き上げ〟へ 改正健康保険法など成立

 一定以上の収入がある75歳以上の医療保険料を引き上げる改正健康保険法が、5月12日、参院本会議で与党などの賛成多数で可決し、成立した。改正健康保険法では、75歳以上のうち、年金収入が年153万円を超える約4割が負担増となる。2024年度...
社会・政治

介護保険適用から600人以上が脱する 「歩ける」独自プログラム ポラリス社長 森 剛士さん

 寝たきりの高齢者が歩けるように─。自立支援特化型のデイサービス「ポラリス」では、2013年以降、介護保険の適用から脱した人が600人以上に上っている。心臓外科医からリハビリの道へ入ったという運営者の森剛士社長に、独自開発した歩行改善プロ...
お金

国民年金 納付5年延長へ 〝負担額〟と〝もらえる額〟 どう変わる?

image 少子高齢化で財源確保  「年金危機」が叫ばれて久しいが、政府は先月、国民年金保険料の納付期間を、これまでの40年間から5年延長して45年間とする案を議論する方針を決めた。実現すれば、20歳から始まる納付の対象者は現...
暮らし

高齢者住宅(老人ホーム)の選び方 〝その人らしい暮らし〟ができる住まい

 超高齢社会の現在、高齢者が安心して暮らせる住まいも多様化しているが、大切なのは〝その人らしい暮らし〟ができる高齢者住宅(老人ホーム)を選ぶことだ。高齢者住宅にはそれぞれに入居条件や設備基準がある。「サービス付き高齢者向け住宅(サ...
暮らし

働く世代が知っておきたい年金の新常識 最大の価値は「死ぬまでもらえる」こと

 前号(6月25日)で「働く世代が知っておきたい年金の新常識」を掲載したところ、読者から多数の反響が寄せられた。「目先の収入にとらわれ、将来の年金額のことなんて考えたこともなかった」「手取りが減っても厚生年金に加入した方がよいと感...
わかるニュース

【わかるニュース】〝本の売れない時代〟に30万部の大ヒットの理由 和田秀樹 著 「80歳の壁」

 高齢者医療専門家で精神科医の和田秀樹さん(62)が3月に出した新刊文庫本「80歳の壁」(幻冬舎文庫、990円)が30万部を超すベストセラーになり、Amazon書籍総合ランキングで1位となった。題名の意味は「人生100年時代と言われ日本人...
社会・政治

高齢者狙う「次々販売」 罰する法律がない。〝自衛策〟講じて

 必要のない高額商品を次から次へと売り付ける「次々販売」の被害が後を絶たない。特に判断能力が低下している高齢者が狙われ社会問題になっている。しかも、この〝悪徳商法〟はどこまでが適法なのか、線引きが難しいうえに、この商法自体を罰する...
地域

ずっと青春、もっと健康 門真市シルバー人材センター

▲「みやの湯」で行われた「集いの場」。地域包括支援センターと協力し毎月開催。脳トレや手足を動かす体操をしている  「今日紹介するのはセンターの中でも若い会員さんですよ!」その会員の年齢を聞くと「65歳」。年金受給も始まっているような...