吉本新喜劇座員で、オペラ歌劇出身の大塚澪(29)が初の著書「ゾンビメンタル~どんなにヘコんでもすぐに復活する人の思考法」(東洋経済新報社)を出し、出版記念イベントとして「呑みに連れて行ってくれる大師匠」と慕うオール巨人を招いてのトークショーを開催。

今年が新喜劇入りして10年目で、上位25位までが当選の座員総選挙では昨年一気に26位次点へと躍進。マドンナ役として注目される次世代注目株の1人。

一昨年に吉本社内で募った「書籍を出版したいタレント募集」に参加。約800人の応募者から最終30人まで絞られ、企画意図のプレゼンテーションと面接を経てついに出版までこぎ着けた。社内審査は厳しく、全編書き下ろしの根気と文才は中途半端では出来ないだけに既にかなりのメンタル力の強さは証明済み。若者に重圧が掛かるパワハラ、セクハラをはじめ、逆に何も教えてくれないホワイト・ハラスメントなど現代社会で生きづらさを感じている人をターゲットに「どんなにヘコんでも、こうしたら直ぐに復活できる」を伝授する内容。

大塚は「怒りを抑えるアンガーマネジメントは知られているけど、怒られた時のスタンスの取り方は誰も教えてくれない。聞くべき話しと聞かなくてもよい話しがある。でも怒られた時は取りあえず謝ります。ヘコんだ時は一杯飲んで寝る」などの生き方を披露。聞いていたオール巨人は「ボクは若手に厳しい、と言われるが実は打たれ弱い」と頭をかいた。

トーク会場は新刊書購入者に整理券が配られた限定だったが80席が満員。ほとんどが中年男性で、新喜劇の新たな男性ファン層開拓にも一役買っていた。
(畑山 博史)
