広島市出身で根っからのカープファンとして知られ〝歌謡ポップスの新星〟として注目の歌手・岡本幸太(38)がマツダスタジアムで行われたプロ野球公式戦「広島―巨人」の試合前恒例行事・国歌斉唱役を務めた。

岡本は20歳で歌手を目指して上京。ロックバンドのボーカルを担当しながら、カラオケのガイドボーカル(約200曲)やバックコーラス(約3000曲)をコツコツと務め、腕を磨いた苦労人。2016年に〝歌の国体〟と呼ばれる「日本大衆音楽祭」の最高位に当たる内閣総理大臣賞を獲得して注目され、3年前の4月に「あなたに哀愁」で念願のソロデビューを果たし一躍注目された。

この日はカープカラーの赤色スーツ姿で登場。独唱では高低差があり難しい「君が代」を伸びやかな声で荘厳に歌い上げた。「幼い頃からスタンドで見慣れたカープの試合で国歌斉唱は夢のよう。めちゃくちゃ緊張しましたが、無事歌い終えられホッとしています。過去にこれほど多くの方々の前で歌わせていただくのは初めて。歌手として言葉にならない程の光栄で、ボクの生涯の宝物になりました」と感慨深げ。

今季なかなか勝ち運に恵まれないカープだが「広島の人間はカープが誇りでいつもパワーを頂いています。未だシーズンは始まったばかり。ボクも負けないよう歌の世界で、カープと一緒にてっぺんを目指し頑張ります」と、チームにエールを送った。

(畑山 博史)
