梅沢富美男×細川たかし 75歳コンビ、新歌舞伎座で初共演 1月25日まで

「男の花道」の梅沢(右から2人目)と細川(左端)  撮影:河上 良

 劇団座長・梅沢富美男と演歌歌手・細川たかしの75歳コンビが初共演した大阪・新歌舞伎座の舞台「祝七十五歳 新春特別公演」が好評だ。

 まず梅沢の台本による人生劇「大笑い!おかしな、おかしな男の花道」に細川をはじめ弟子の杜このみ(36)、彩青(23)、田中あいみ(25)がゲスト出演。第2部では梅沢得意のレビュー仕立て演出で正月の華やかさを表現する中で梅沢の妖艶な女形舞い姿全開の「華の舞踊絵巻」。最後の「細川たかし一門オンステージ」では、彩青をはじめとする津軽三味線チームを前面に押し出し極寒の青森、北海道を演出。細川がデビュー曲「心のこり」、日本レコード大賞を2年連続受賞の「北酒場」と「矢切の渡し」、日本レコード大賞最優秀歌唱賞「浪花節だよ人生は」と観客のよく知る曲ばかりを立て続けに熱唱、健在ぶりを示した。

「舞踊絵巻」はレビュー仕立てで華やかに(中央が梅沢) 撮影:河上 良

 「大笑い…」はドサ回り役者・加賀屋豚右衛門(梅沢)と蘭学眼科医・土生玄碩(細川)の友情を描いた時代劇コメディー。細川一門の田中と彩青がやくざの親分子分に、杜は松平家の姫君にふんして慣れぬ舞台劇に大わらわ。梅沢から「たった3日のけいこでよく長ぜりふ覚えたよ」と劇中でねぎらわれる一幕も。梅沢と細川がアドリブの掛け合いで場内の笑いを取る中で、梅沢劇団には欠かせない存在となった〝初代浪花のチビ玉〟竜小太郎(51)が人気役者・加賀屋歌右衛門にふんして優雅な舞を披露。地元・大阪の岸和田市観光大使を務める舞踊家兼歌手、門戸竜二(56)が重要な役回りを演じることになる玄碩の弟子を演じて舞台を駆け回り全編を引き締めた。

 公演は25日まで。

(畑山博史)

「オンステージ」は細川が自身のヒット曲を熱唱 撮影:河上 良
新歌舞伎座「新春特別公演」のポスター

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