青山新「十三ヶ月」オリコン1位 女性ファン熱狂、アリオ八尾に長蛇

 デビュー7年目で7作目のCDシングル「十三ヶ月」がオリコン週間チャート1位を獲得した演歌・歌謡曲歌手、青山新が来阪。アリオ八尾でミニライブを開催すると、世代を超えた女性ファンでぎっしり。氷川きよしや山内惠介を育てた名伯楽、水森英夫が中学生だった青山を見いだしその素質を買って指導を続けてきた。誕生月5月で26歳と大人の男の色気を漂わせる世代に成長。曲への思いを聞いた。

「イタリア旅行新鮮でした」と話す青山

 青山はじめ売れっ子歌手はカップリングを替えたCDを複数同日発売が業界の流れ。今回メインの「十三ヶ月」は青山得意の女唄。1枚目カップリング「俺の女にならないか」は昭和の日活映画を思わす男唄で低音部分は美川憲一ばりに響きどこか懐かしい。2枚目「丸」は一転高音部の魅力を生かし三波春夫ばりの明るい美声を聞かせる。最後の「人生上々」は居酒屋で手拍子をたたきながら杯を交わす働く人々への応援歌。この4曲すべて水森が作曲し歌詞はヒットメーカー・麻こよみの名コンビ。ガラッと異なる楽曲を作る方も天才なら歌い上げる歌手の歌唱力も尋常ではない。

青山の新曲「十三ヶ月」TYPE俺の女CDジャケット

 制作過程を青山は「実は全部で5曲候補に上がって来まして〝どう組み合わせてCD3枚に仕上げるか?〟で先生方とディレクターを交え協議」と説明。青山は「丸」を推し「十三ヶ月」はディレクターが気に入ってくれた、と明かした。「前作まで〝女唄3部作〟が続いたので、次は別のタイプがいいのかな?」と希望したそうだが、メインに選ばれた「十三ヶ月」が結果的にチャート1位となり「応援して下さるファンのおかげ。今年からは先生方に〝ボクはこれをやりたい!〟とドンドン口に出してお願いして行きたい」とアピール。

毎年、今宮戎神社宝恵かごに乗る青山は大阪が身近

 昨年、1週間の休みを利用し独りでイタリアを旅してきた。初めての海外旅行で気ままにベネチア、ローマ、フィレンツェなどを巡った。「英語は余り得意じゃないけど〝何とかなる〟と信じ単語だけの身ぶり手ぶり。テクテクとたくさん歩いたけど当然ボクの事は誰も知らない。全てが非日常で、すごく刺激を受けた」と熱っぽく。

青山の新曲「十三ヶ月」TYPE丸CDジャケット

 水森門下の同世代歌手は三丘翔太、松尾雄史、二見颯一そして青山の4人。そろいもそろって歌がうまくコラボする機会も多い。映画「国宝」にも刺激を受けたという青山は「日本の伝統芸能を守り受け継いで行く凄さを感じました。演歌・歌謡曲も日本が誇るべき文化。ボクもその一員としてまずはしっかり歌う事。どんな曲を頂いても〝さぁ掛かって来い!〟の気持ちで頑張る」とプロ歌手らしい顔付きになった。

(畑山 博史)

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