クボタ旧本社跡地に1万2500人規模アリーナ 32年以降開業へ

 クボタは5月11日、大阪市浪速区の旧本社跡地活用について、三井不動産を代表企業とし、関電不動産開発と組むグループを優先交渉権者に決めたと発表した。今後、基本協定の締結に向けて協議を進める。

 旧本社跡地は大阪市浪速区敷津東1の2の47で、敷地面積は約2万4000平方㍍。クボタは約130年にわたり大阪・なんばエリアに本社を置き、食料・水・環境分野で事業を展開してきた。旧本社の各棟は1960~70年代に建てられ、老朽化が進んでいたことから、今年5月1日にグラングリーン大阪(大阪市北区)へ本社を移転した。

 跡地活用では、大阪市の「難波地区地区計画」の基本方針に沿い、街全体のにぎわい創出や都市活動の活性化につながる拠点づくりを目指す。事業者募集では、スポーツイベントや音楽イベントなど多目的利用を想定したアリーナを核とすることを条件にした。

 選考では、地域の発展、経済合理性、クボタが同地で事業活動を続けてきた歴史の継承などを総合的に評価。三井不動産と関電不動産開発のグループは、収容人数約1万2500人の多目的アリーナを中心に、ホテルや商業施設などを含む複合開発を提案した。施設の開業は2032年以降となる予定。

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