BIO-RAL、2030年に50店体制へ 関西・首都圏で出店加速

 ナチュラルスーパーのBIO-RALの靱店(大阪市西区)で、23日にメディア向けに説明会兼試食会が開催された。

 説明会では、同社の現状と2030年へ向けての今後の展開などが紹介された。

 ナチュラルスーパーマーケットのビオラルは、ドイツ語の「BIOLOGISH(有機の)」と英語の「NATURAL(自然の)」を組み合わせた造語のBIO-RALという名称で展開しており、現在独立店として、大阪と兵庫に7店舗、首都圏の8店舗の15店舗を運営している。今後2030年までに近畿圏で20店舗、首都圏で30店舗と合計50店舗まで拡大する計画。

 このほか、親会社のスーパーマーケットのライフ全店にも規模の差はあれBIO-RALの製品を扱うコーナーがある。

 近畿圏では昨年オープンしたサンチカ店(兵庫県神戸市)の好調が目立っているが、今後は京都へも積極的に進出したいと虎視眈々と市場を見極めているようだ。

 今年6月25日でオープンから10年を迎えるビオラル靭店は、近畿圏の店舗の中で中核店の位置付け。

 独立した建物内で扱う製品は品数豊富で、ほとんどが有機であったり、無添加であったりと健康を意識した製品に特化しているのが特徴。

 健康意識の高い層が居住する大阪市西区に店舗があるのもうなずける。

 昨年オープンしたウメキタ店や、今年に入ってオープンした心斎橋店となんばマルイ店は、人流が多く駅近の立地を選んで小型店を出店したが、今後急速に増やしていく店舗の大多数もこの形になる見込み。

 ライフで取り扱っていたライフナチュラルというプライベートブランド製品をBIO-RAL製品に完全に入れ替えた辺りから、BIO-RALの人気に火がつきだしたそうで、店舗販売以外に、ECサイトやAmazonサイトでの販売も順調に伸びている。特にネット経由では全国全ての都道府県からも注文が入っており、BIO-RALやライフの店舗がない地域からも注文を獲得している。

 また、ライフという320店舗を展開するスーパーの後楯があるため、規模のビジネスで仕入れができたり、販売窓口を多数持つため、同様のナチュラルスーパーと比べるとかなり有利な条件で展開できている。そのメリットを生かした総菜などはBIO-RALの強みだという。

 BIO-RALは、同様に健康に配慮して事業を展開しているくら寿司とコラボ企画を展開しており、くら寿司の店舗で、BIO-RALの人気製品の一つ、フルーツグミが回転レーンに乗って提供されている。

 6種類あるグミから4種類を選択し、それぞれ2種類ずつを混ぜ合わせたパッケージを2種類、くら寿司で販売するために特別に用意した。

 試食会では、「お弁当・お惣菜大賞 2026」総菜部門で最優秀賞を受賞した「北海道産ポテトの彩り塩麹オムレツ」や、和栗のモンブラン、十六穀おにぎり薩摩ハーブ鶏塩麹竜田、人参しりしり、そしてケールとおまめの白和え、ノンカフェインのコーン茶などが提供された。

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 どれも健康的で、有機野菜を使っているためか、食材の持つ味が強いため、それに負けじと味付けされているので、しっかりとした独自の味を楽しめる。

 今後、近畿圏に住む消費者がBIO-RAL製品を手に取る機会が増えることは間違いなく、それに伴ってファンになる人も増えていきそうだ。

 他店では購入できない製品や、お手頃な値段で購入できるオーガニックフードやこだわりの地元産品など、消費者としては今後の展開を大いに期待したいナチュラルスーパーだ。

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