
JR大阪駅構内「時空の広場」「旅立ちの広場」に、万博サテライト会場「EXPO OSAKA STATION」がオープンした。大阪・関西万博の閉幕日である10月13日までオープンし、ステージやブースを通して万博の魅力を発信することで、万博会場へ足を運ぶきっかけづくりを行う。また、万博に行くのが難しい人にも万博の雰囲気を味わってほしい、という思いも込めている。
会場内には、直径3メートル・日本最大級の球体LEDビジョン「LINQ VISION」を設置。時間ごとに「浮世絵」「スポーツ」など、7つのコンテンツが変わる。さらに人感センサーがついているため、キャラクターの「Qちゃん」が人の動いた方向へ顔を向けてコミュニケーションができるという仕掛けもある。さらに1メートルの同じビジョンを京都と広島にも設置し、それぞれの駅にいる人とコミュニケーションが取れるようになる予定だ。
オープン日の4月29日には、まず午前中に「LINQ VISION」の点灯式が、午後からは開場のオープニングセレモニーが行われた。ビジョン点灯式には俳優の小田ゆりえさんも参加し、ビジョンのQちゃんとやり取りする姿が披露された。


午後のオープニングセレモニーでは、JR大阪駅の公式キャラクター「イコちゃん」と万博公式キャラクター「ミャクミャク」が登場。その後、さまざまな国のパフォーマーが共演したフラッシュモブパフォーマンスも行われた。パフォーマンス内では、大阪・関西万博 オフィシャルテーマソング「この地球(ほし)の続きを」のダンスを一緒に踊る姿も。万博らしい、「世界」を体感できるオープニングセレモニーとなった。


ゴールデンウィーク期間は、大阪府立夕陽丘高等学校による音楽イベントや、アートをテーマにしたワークショップを開催予定。イベントカレンダーは公式ホームページで公開している。