「街をきれいに、難波でルンバ」 京都・祇園花月で「SDGs-1グランプリ」

 京都国際映画祭の一環として開催されている国連が提唱する「SDGs」(持続可能な17の開発目標)をネタにして8組のお笑いコンビが競う「SDGs-1グランプリ」と、吉本新喜劇のギター得意座員・松浦信也作曲による企業社歌を社員が歌って競う「SDGsソング-1グランプリ」がよしもと祇園花月では行われ、お笑いコンビ「ダブルヒガシ」と製パン会社「ラパン」(大阪府吹田市)が優勝した。

クリスタルトロフィーを手にする優勝したダブルヒガシ

 吉本ではかねてからSDGs推進に取り組んでおり、お笑いグランプリ開催は今年で8回目。今年の上方漫才大賞受賞コンビ「プラス・マイナス」や、R-1グランプリ優勝の田津原理音ら強豪が出場する中で、今春以降ytv漫才新人賞決定戦とABCお笑いグランプリを立て続けに制して乗っている「ダブルヒガシ」が、今年3つ目のタイトルを獲得。

 トップに登場した「ダブルヒガシ」は、いきなり「僕らが絶対優勝します」と宣言して「街をきれいに、難波でルンバ」など王道の漫才を展開。優勝トロフィーを手にして喜びの大東(30)は「もう優勝タイトルでパンパンです」と鼻高々。これに東(31)が「やめとけお前! 今大事やねん…、謙虚に」と本気とも思えるツッコみでたしなめる一幕も。

SDGs-1グランプリを終えて、出場お笑い芸人や審査員が一緒に記念撮影

 今後1年間、吉本のSDGsアンバサダーとして各種イベント出席やBSよしもと特番出演が待ち受けるが、具体的な施策として大東が「僕がバリバリ飯食って、フードロスなくします!」と声を挙げると、即座に東も「俺ら、よぅ食うんで、それならやれます。大丈夫です」と応じた。

 審査委員長を務めた西川きよしは「皆、いろいろと工夫してSDGsを分かりやすくアピールしてくれた。最初の頃は〝SDGsって、何?〟という客席の反応だったが、いまではすっかり浸透しました」と感無量の面持ちだった。

(畑山博史)