首都圏で50店舗以上を展開する牛たん専門店「ねぎし」が関西に初進出し、関西1号店を4月28日、LINKS UMEDA(大阪市北区)にオープンする。

首都圏では牛たんと言えば「ねぎし」が頭に浮かぶほど知名度がある同チェーンだが、これまで意図的に首都圏だけでビジネスを展開してきたという。その理由は、ねぎしが目指すのが「日常に寄り添い、心がほっとする場所」になることだから。
無闇にビジネスを拡大するのではなく、利用してくれる顧客との関係を大事にしているので、勝手知ったエリアだけで店舗を展開してきたのだ。そんな中での関西への進出は、首都圏で達成してきたことを関西圏でもやってみようと思ったから。
関西圏の人に愛される店舗になることを目指し、LINKS UMEDA店を皮切りに2030年までに大阪、神戸、京都で10店舗を展開していくという。ちなみに牛たんといえば仙台の印象が強いが、ねぎしは東京発の牛たん専門店で、仙台には店舗はない。
オープン前日にはメディア向け試食会が行われ、訪れたメディア各社のスタッフは満足そうに牛たん料理を楽しんでいたようだ。ねぎしのメニューはもちろん牛たんが中心で、その牛たんは厚切り、薄切り、がんこちゃんなど多彩なメニューを取り揃えている。
筆者が試食したのは、しろたん厚切り、しろたん薄切り、がんこちゃんが一度に楽しめる牛たん3種盛りねぎしセット。

それぞれの牛たんに特徴があるので、食べ比べができるのはうれしい。そのままでも楽しめるが、塩、胡椒、そして一味と3種類の薬味もテーブルに置かれているので、味変して楽しむことも可能。
ねぎしの牛たんはウルグアイとアイルランドから輸入したものを使っていて、赤身で食べやすい。ご飯が進む肉質で、牧草を使って育てた牛から入手しているなど肉の選択にはこだわりを持っている。



ねぎしの定食は、牛たんに加えて、麦めし、とろろ、テールスープ、そして漬物がセットになっていて、麦めしはおかわり自由。

白米ではなく麦めしにしている理由はとろろと絡みやすく食べやすいからだそうだ。昨今、麦めしや五穀米などをやめて白米にしたりおかわりなしにする店舗が多い中、ねぎしは、「ご飯をお腹いっぱい食べてほしい」という思いから、昔から変わらず麦めしをおかわり自由で提供し続けていて、今後もその方針に変わりはないそうだ。
提供された麦めしはボリュームがあったが、ほとんどの来店客がおかわりをするという。1杯目は牛たんと一緒に食べ、2杯目はとろろと合わせて食べるのが王道のようだ。
とろろも器にたっぷり入っているし、漬物は青菜を使ったおみ漬けと味噌なんばんの2種類で、これがなかなかおいしい。


牛たんだけでなく、麦めしやこれらの一品も含めて、トータルの料理として組み合わせが考えられている。
首都圏では利用者の6割程度を女性が占め、仕事帰りなどに立ち寄り、安全でおいしい料理を満腹まで楽しむ利用が多いという。関西圏でも主な利用者は女性になると見込み、店舗の内装やデザイン、色使いは女性でも入りやすい工夫を施した。



牛たんというと、関西圏ではまだ少し敷居が高いイメージもあるが、ねぎしではそういうイメージはなく、入りやすく、安心していられる心地よい場所になるように準備しているという。興味のある人は試してみては。
■牛たんとろろ麦めし ねぎし リンクス梅田店/大阪市北区大深町1-1 LINKS UMEDA 8階/営業 11:00~23:00(ラストオーダー22:30)
