大阪府の吉村洋文知事は、国の「N―E・X・T(ネクスト)ハイスクール構想」に基づき、公立高校の魅力化と特色化を牽引する「改革先導拠点校」として府立高校4校を申請する方針を固めた。1都道府県あたり最大約62億円が交付される国の基金を活用し、成長分野を支える次世代産業やグローバル人材の育成を急ぐ。
申請対象は3類型4校。ロボティクスやスマート農業の産業人材を育てる「新工科系高校(大阪市淀川区に新設予定)」と「農芸高校(堺市美原区)」。さらに、ライフサイエンスなどのトップ研究者を志す「天王寺高校(大阪市天王寺区)」、外国ルーツの生徒が多く多文化共生を主導する高度人材を育成する「大阪わかば高校(大阪市生野区)」の4校だ。
総額62億円の枠内で、各校には10億〜18億円規模の予算が投じられ、最先端実験機器の導入や独自カリキュラムの開発が進められる。国による採択結果は6月下旬に公表される見通しだ。
【大阪府】高校改革の先導4校申請へ 基金活用、次世代人材育成急ぐ
