〝大阪で最も小さな寺〟地域に寄り添う 門真・大倉寺、寺カフェで交流拠点に

 門真市大倉町の白島山大倉寺は、「大阪で最も小さな寺」ともいわれる小規模な寺院だ。地域に寄り添う〝身近なお寺〟として、住民から親しまれている。

 同寺は、法事や祈祷(きとう)、納骨、ペット供養まで幅広く対応。人生の終わりに向けた準備を指す終活や供養についても気軽に相談でき、従来の寺院に抱かれがちな敷居の高さを感じさせない点が特徴だ。

 境内で営業する寺カフェでは、名物の「梵風焼き」が人気を集める。低糖質の餡(あん)と、もちもちとした生地が特徴で、やさしい甘さが訪れた人の心を和ませる。イートインスペースも設け、お茶は無料、コーヒーは有料で提供。買い物帰りに立ち寄り、ひと息つける場として利用されている。

 さらに、坐禅や写経といった体験型の催しも定期的に開催。地域住民が集う交流の場としての役割も担っている。

 住職の北村慈孝氏は「梵風焼きを買いに来たついでに、気になることを気軽に相談してもらえたら」と話す。やわらかな笑顔とともに、誰もが安心して足を運べる温かな空間が広がっている。

■白島山 大倉寺/門真市大倉町21-18/電話06(6967)8856

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