万博で注目の〝ウインドハンター〟一般公開 風で水素つくる未来の帆船模型

 大阪・関西万博で展示され注目を集めた次世代帆船〝ウインドハンター〟の模型がこのほど、大阪市住之江区の商船三井ミュージアム「ふねしる」で一般公開されている。

 ウインドハンターは、海上の風を帆で受け、その力を利用して水素エネルギーを生み出す新しい発想の船。水素エネルギーとは、水を電気分解するなどして取り出す燃料で、燃やしても二酸化炭素を出さないのが特長だ。物資を運びながら、自然の力でエネルギーを〝つくる・ためる・はこぶ〟ことを目指し、温室効果ガスを排出しない〝ゼロエミッション〟の実現に向けて開発が進められている。

 館内には全長4メートルの大型模型を設置。来館者が〝うちわ〟で風を送ると、模型内で水素が作られる仕組みを学べる体験型展示となっている。送る風の強さによって最後の演出が変わる仕掛けもあり、子どもから大人まで夢中になる姿が見られるという。

 館長の上田和季さんは「今、学びに来ている小学生たちが大人になる頃には、海の上をウインドハンターが帆を張って走る時代が来るはず」と未来に期待を寄せる。

 また、先着1000人にオリジナルの〝ウインドハンターうちわ〟を記念品として配布している(大阪・関西万博で配布したものとは仕様が異なる)。未来の海を走る姿に思いをはせながら楽しめる展示だ。

 ミュージアムをたっぷり堪能し、お腹がすいたときは館内の常設カフェも利用できる。船の形を模したカレーライスや、海の色をイメージしたソフトクリーム、ジュースなどを提供。学びと遊び、さらにグルメまで満喫できるスポットとなっている。

 開館時間は午前10時から午後6時まで。金曜と土曜は午後6時半まで延長する。木曜と年末年始は休館。入館料は大人800円、小中学生400円、未就学児は無料。土日祝日は大人900円、小中学生450円。

■商船三井ミュージアム「ふねしる」/大阪市住之江区南港北2-1-10 アジア太平洋トレードセンターITM棟2階

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