現代の孤独に怪談で寄り添う 舞台小説「奇喜怪快」開幕 大阪・森之宮で3月30日まで

 関西演劇企画第2弾となる舞台小説「奇喜怪快」が大阪・森之宮のクール・ジャパン・パーク大阪SSホールで3月25日、開幕した。3月30日まで

高校生カイ(中央)は不思議な寺に迷い込む

 ネットいじめで学校に居場所を失った怪談好きの高校生・カイ(宮脇優)が社会からはみ出た者たちが集う不思議な寺に出会う。カイに寄り添う担任教師・雨宮(里中将道)、怪談好きで小泉八雲に詳しい教頭・神園(「2丁拳銃」小堀)、優しい詐欺師・純(「2丁拳銃」川谷)らと共に怪談と現実が交錯して物語が進んで行く。

カイ(右)を支える担任教師・雨宮

作・演出はオリジナル舞台を数多く手掛ける高梨由で、「普段別々に活動する役者が集まり作った作品」と話し、NHKテレビ朝ドラ「ばけばけ」で再び脚光を浴びている小泉八雲の世界観を軸にした作品に「現代の闇にライトを照らすことはできなくても、ロウソクの火を灯す事が出来れば」と意欲的。

取材に応じる左から高梨、里中、宮脇、小堀、川谷

 大阪公演後、4月3〜12日は東京新宿で公演し計24公演が決定。川谷はテレビコメンテーターとして活躍する妻の野々村友紀子からの感想を問われ「まだ聞いてません。東京でも公演があるので、日程が合えば見に来てくれると思う」と恐縮していた。

(畑山博史)

舞台小説「奇喜怪快」のポスター
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