「ピン芸の未来をつくる」文枝主導の新舞台、初代王者決定

 六代桂文枝が〝若手だったころにテレビ番組で認められた事が今日の成功につながった。落語家を含めた次世代のピン芸人を育てたい〟とアンバサダーを務め結成された「よしもとピン芸人倶楽部」初の月間王者を決めるシアターを初開催。吉本新喜劇・島田珠代や上方落語家・桂三実ら9人が参加し、初代王者にはUNDERS5AWARD2024王者の清川雄司(25)が選ばれ賞金が手渡された。

9人が出演順を決めるくじ引き。トップは島田珠代に決定。

 司会には2003年「R-1ぐらんぷり」王者の浅越ゴエが参加。ピン芸ならコント、トーク、フリップ芸、スタンダップコメディーなど何でもOK。それぞれが持ち味を発揮して演じた後、文枝が撮ったマウンテンゴリラの写真1枚を見て一言の即興芸で競い合い。文枝が勝者に清川を選んだ。

清川の口内ハモニカと腹話術芸

 清川はデビュー6年目。NSCで学んだ漫才やコントの基礎トーク力を生かし、独自に腹話術や口内ハモニカなど昔ながらの大道芸を独学でマスターした変わり種。「初回に勝って光栄。文枝師匠と同じ関西大出身なので選んでもらえたのかな?」と笑顔に。

文枝(手前左)から優勝賞金を受け取る清川

 最後に文枝が「これから毎月最終月曜夜に開催。初回は出場希望者を優先的に出しましたが、次回以降希望者多数の場合は予選オーディションします」と宣言した。

「いらっしゃい」ポーズを取る文枝(右)とゴエ

 閉幕後の取材には文枝とゴエが出席。文枝は「私は60年近くピン芸でやってきたから見る目は誰にも負けない。形態模写だった明石家さんまさん、素人だった桂文珍さんにも声を掛けて会社に推薦してきました。昔は紙切りや都々逸、ギター漫談などピン芸は幅広かった。将来的には年間チャンピオンを決める大会を開き、テレビ局などの方々に見てもらいたい」と夢を広げた。^

(畑山 博史)

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