台詞覚えに四苦八苦 川畑泰史と兵動大樹が名作喜劇に挑戦

 NSC(吉本総合芸能学院)同期の吉本新喜劇、川畑泰史・前座長と漫才コンビ「矢野・兵動」兵動が2年前に立ち上げた演劇の「この先10年プロジェクト」第3弾公演「ふたり、静かに…!?」が、6月19~21日大阪・ABCホールで上演される。稽古中の2人が記者会見して意気込みを語った。

NSC同期で雰囲気もどこか似ている川畑(左)と兵動

 原作は2018年に劇団「空晴」主宰・岡部尚子の書き下ろした同名作品。岡部は今回も脚本と演出を担当。 もともとは女優3人による女同士の友情、勘違い、そして本当の目的が交差し笑えて最後にホロリとする喜劇。そのストーリーの面白さとち密な会話の妙で、何度も再演が重ねられた名作に、中年男性の2人が挑戦する。共演は村崎真彩と吉田真知子。さらに藤山扇治郎らが連日日替わりゲストとして出演。

「台詞多くて覚えきれない」とぼやく川畑(左)

 川畑は「新喜劇の台本だと1晩で覚える自信があるけど、この台本は2時間のお芝居で2日間かけても全然覚え切れない。台詞自体が多いしアドリブも利かせられないから難しい」と。苦笑。兵動も「ボクはちょっと少なめ。会話劇なんですけど、ラスト5分まで結末が分からん。2回見てもらうと伏線などがよく理解できる」と強調した。

ポスター前でポーズの2人

 このプロジェクトで得たものについて川畑は「確実に守備範囲が広がった。やったことない事ばかりやってる」と振り返り、兵動も「難しいお芝居に取り組んで演じ切る事で、漫才や独りしゃべりにも確実にプラスになっている」と分析。 今月で59歳になる川畑は「この調子で10年続けるとどうなっているのか?お客さんも自分や兵動くんも〝楽しかった〟と言って続けたい」と抱負を語り、来月56歳の兵動は「この歳になるとボクも台詞覚えるのが大変。夜やと寝てまうんです。このプロジェクトで毎年新たな演出を付けて頂くのが楽しいです」と意欲を見せた。

「見に来てね」とアピールの2人

(畑山 博史)

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