西日本学生相撲連盟が表彰 金沢学院大が最優秀団体

 西日本学生相撲連盟は1月18日、大阪市内で令和7年度定時総会を開催。本年度の最優秀団体賞に金沢学院大(山上慈明監督)。最優秀選手賞に金沢学院大・大森康弘3段(22)=4年・金沢学院大高=、女子最優秀選手賞に龍谷大・矢口愛利菜2段(20)=短大部2年・東九州龍谷高=を選出。大森は2年連続2回目、矢口は初。

総会で西野会長(左)から表彰される大学相撲部員

 金沢学院大の団体戦戦績は全国学生選手権Aクラスで2年連続8強入り。宇和島、宇佐、西日本学生選手権、西日本学生選抜でいずれも第3位と安定した成績が評価された。

女子最優秀選手賞を受けた矢口2段(右)と西野会長

 個人男子の大森選手は185㌢120㌔の均整の取れた体格で、無敵の高校横綱だった鳥取城北高・落合哲也選手(現大相撲・伯乃富士)のライバルとして注目された。大学では1年から団体戦レギュラーに入り、速攻で投げ技もあり相撲自体は大きい。今季は主将となったが春先の試合で肩に重傷を負って手術し入院。ほとんどの大会を欠場したが、秋の全国選手権で復帰し個人戦準々決勝戦で学生横綱になった日体大・杉本弘樹3段に惜敗するもベスト8入り。最終公式戦の全日本選手権では決勝に進出、アマ横綱になった日大・鮫島輝2段に敗れ準優勝と地力の片鱗を発揮。規定で大相撲幕下最下位格付け出しの資格を得たことから「前半大けがしシーズンをほぼ棒に振り、心が折れそうな時期を先生や仲間が支えてくれて最終盤にようやく復帰でき、ある程度の結果を残せた。やり残した事は大相撲で横綱を目指して頑張り、皆に恩返したい」とプロ入り宣言。

男子最優秀選手賞を受けた大森3段

 女子の矢口は大分県出身で、幼い頃から重い腰でジワジワ出る相撲で頭角を現し小学生、中学生の全国大会でそれぞれ入賞。高校は福岡県の強豪校に相撲留学し力を付け、高校生以上が参加する一般の部でも入賞するレベルに。学生最終年の今年は春先から好調で姫路73㌔未満級準優勝から始まり、岐阜同級優勝、全国女子学生同級3位、全日本女子同級準優勝と年間通じて安定した成績を残した。「大学で男子部員の胸を借り、東日本の選手にも徐々に押し負けなくなった。京都で就職するので、仕事が少し慣れたら龍谷の道場でけいこさせてもらいまた大会に出たい」と感慨深げ。

  その他の主な表彰は次の通り。(敬称略)

 優秀団体賞=朝日大、関西大、近畿大、奈良県立医大、京都大▽優秀選手賞=生駒智之、チンゾリグ、伊禮真実、中西乃音(以上朝日大)、篠侑磨、森田陽彦、武井陽奈、阿部さくら、斎藤美来(以上金学大)、瀧本哲治、神藤輝、新島伊武起、長内風道、最上想生、兵藤虎大郎、清谷栄吉(以上近大)、長門美咲(神戸親和大)、早川奈津美、原田美涼、吉川綾香、谷本青空(以上立命大)。

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