南海電気鉄道は、南海高野線・堺東駅(堺市堺区)直結の駅ビル「南海堺東ビル」をリニューアルし、新たな商業施設「HiViE(ヒビエ)堺東」として2027年春にオープンする。2026年4月1日以降早期に改修工事に着手する予定。髙島屋堺店の跡地を活用した施設で、地域の新たな買い物拠点として再生を図る。

同施設は、通勤・通学客や沿線住民の利用を想定したショッピングセンターとして整備する。1階にはスーパーマーケットの出店が決まっており、2026年秋ごろに先行開業する。
工事に先立ち、地下1階の飲食・サービス店舗11店は3月1日に営業を再開した。これらの店舗は髙島屋堺店が営業していた当時と同じ区画で営業する。
施設名称は、2026年秋の先行開業までは建物名称の「南海堺東ビル」を使用し、以降は全館を通して「HiViE堺東」として運営する予定。
同ビルは地下2階・地上9階建てで、敷地面積は9409平方メートル、延べ床面積は8万7048平方メートル。南館(1964年)、東館(1976年)、北館および駐車場棟(1984年)で構成され、2016年までに耐震補強を終えている。
堺東駅は1898年1月30日開業で、2024年度の1日平均乗降客数は5万5072人。長年営業してきた堺高島屋はことし1月7日に閉店し、61年の歴史に幕を下ろした。南海電鉄は、髙島屋堺店が長年築いてきた顧客の信頼を受け継ぎ、通勤・通学客や沿線住民にとって便利で親しみやすいショッピングセンターとして「HiViE堺東」を整備していく考えだ。
