5人組男性アイドル歌謡グループ「華MEN組」がこのほど、大阪・アメリカ村で開かれた「大阪発流行歌ライブ」に出演。3月発売の初シングルCD「NEGAI」はカップリングを替えた3タイプ同時発売で「オリコン週間演歌・歌謡曲シングルランキング」で初登場1位を獲得した人気者だけに多数のファンが詰めかけた。昨年結成され拠点を置く首都圏では既に人気だったが、大阪をはじめとする西日本にも着実に存在感が高まっている。

「流行歌ライブ」では会場のライブハウスに着くと、ダンスの振り付けを担当するユウキとダイキを中心に舞台での立ち位置やダンスで動ける縦横のスペースを確認。他の歌手は「音合わせ」と呼ばれる歌声のチェックがリハーサルの中心だが、彼らにとっては踊りが重要な要素だけに念入りに動きを繰り返した。そして本番では歓声を浴びながら「NEGAI」と華盤カップリングで同じビクター所属のシンガー・ソングライター、おかゆが作詞作曲した「ゲキアイ」を歌唱。得意とする昭和歌謡では中森明菜メロディーをメドレーで披露。終演後のグループショット撮影会には、ファンの長い行列ができた。

リーダーのコウジは「ありがたいですね。最近、ようやく関西に皆で来られるようになってファンの皆さんの熱気を感じます」と話すと、トークが得意のユッキーが「関西のファンのみなさまは表現がストレートですから」と楽しそうだ。
「サンシャイン・ツアー・イン関西」を10月3日大阪(十三レッドカーペット)、4日兵庫(姫路ライブハウスベータ)で開催が決定。「これまでと全く違う華MEN組をお見せします」と今から楽しみな様子。

男性アイドルグループの世界は、SMAPや嵐はもちろん昨年ブレークしたM!LKまで5人組が王道。歌って踊る際に誰かがセンターに位置すると左右2人ずつが対称となり見た目のバランスがよい。しかし、歌や踊りはそれぞれに得意不得意な分野があり、歌は交代して歌うことでカバーできるが、踊りは統一性の美しさが要求されるためレッスンを欠かせない。メンバーに聞いても「仕事のない日でも自然と振り付けのけいこをしている」ほどだ。

スポーツマンでもあるタクミは「楽屋も全員一緒でワイワイガヤガヤ。次のステージの事を考えて話し合う時間は楽しい。ボクたちのチームワークでしか作れない世界ですから」と日々手応えを感じている。それがキレのあるダンスと昭和歌謡という一見異質な2つを組み合わせた彼らの特徴を生かす道でもある。平均年齢アラサーの苦節を乗り越えた彼らにとって「人生を諦めない」という信念で、幅広い世代からの支持がまるで燎原の炎のようにジワジワと広がりつつある。
(畑山博史)
