三丘翔太が黄色いスーツで新境地 初の宴会ソング「そろそろお酒の時間です。」

 多彩なレパートリーで〝#昭和の懐メロボーイ〟として知られ、自身のオリジナルではスケールの大きな郷愁演歌を得意としてきた歌手・三丘翔太がデビュー10年目で初めて手拍子を打つ宴会ソング「そろそろお酒の時間です。」を出した。トレードマークの蝶ネクタイこそ変わらないが、衣装はド派手な黄色いスーツを新調。相棒・川野夏美との「懐メロライブツアー2」で訪れた大阪で意気込みを聞いた。

「こんな派手になるとは!」と本人もビックリの三丘の新曲衣装

 きっかけは師匠・水森英夫が3月開催の10周年コンサートを見に来て「翔太はイケるクチなのに酒の歌が無いな。たまにはにぎやかな曲があってもいいだろう」とこの曲を書き下ろしてくれた事から。いつまでも少年のようなたたずまいの三丘だが、今秋の誕生日が来れば33歳で、酒は楽しく皆でワイワイ飲むタイプ。「自宅で独り飲みはイヤ。それなら近所のなじみで店の方と話しながら飲みたい」と言う。ミュージックビデオの撮影は「『鳥貴族』に協力して頂き本物の店で撮影。出演は公募の方々。楽しくやらせてもらいました」と華やかな仕上がりに。

実はノミニケーション大好きな三丘
三丘翔太の新曲CD「そろそろお酒の時間です。」のジャケット

 カップリングの「青みかん」は田端義夫の隠れた名作のカバー。1970年頃に田端自身が補作詞と作曲を手掛けており、小雨降る夕暮れに貧しい父親のために酒を買って帰る子どもの姿を描いている哀愁漂う楽曲。「ボクたちがしっかり歌い継ぐべき曲ですから」と三丘。
 多彩な歌のレパートリーでジョイントライブの相手として常に引っ張りだこ。さらにパソコンなどで音楽のアレンジや効果などを加えたりする作業得意で昨年の大阪・関西万博にちなむ「夢洲ブルース」の製作では採譜や編曲を担当、別のスマホ版縦型ショートドラマ劇中使用曲の製作やおとうと弟子・二見颯一の楽曲編曲など裏方仕事も増えてきた。

歌うだけでなく編曲や制作も手掛ける三丘

 最近、前の所属事務所が業務終了し新事務所に移籍。2年後輩の演歌歌手・朝花美穂と同じ所属になった。「前の事務所には同世代の歌手がいなかったので話し相手ができました。水森先生の一番若い弟子・藤崎詩乃はボクと同じ酉年で一回り下。いろんな刺激が増えてワクワクです」と忙しさを楽しんでいる。
(畑山 博史)

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