OBCラジオ大阪で毎週の土曜クラウン劇場「ご昭和ねがいます!」(夕4時半~)で関西になじみの演歌歌手、一条貫太が「KOBE流行歌ライブ」に出演。11月に30歳の誕生日を迎え、来春にはデビュー10周年イヤーに入る意気込みを語った。

近年は春に新曲を出していたが今年は1月「兄弟波止場」、5月「THEベスト」アルバムと続き、9月に日本最北端・宗谷岬を舞台に愛する女性の姿を求めてさまよう男の哀愁をテーマにしたスケールの大きな新曲「氷雪岬」を出した。「KOBE流行歌ライブ」では、三山ひろしがNHK紅白歌合戦で着用したペパーミントグリーンのジャケット姿で登場。観客との掛け合いも含めちょっと冷や汗気味のジョークも巧みに笑いに変える上級テクニックぶり。後で本人に聞くと「ラジオ番組で大阪にご縁ができてトークが上達しました。東京ではキツい目に感じるやり取りも、本音しゃべりの関西では許される事も多い」と笑顔。


顔を曇らせたのは自宅がある千葉市を襲った9月の豪雨。「ボクは出身が県内で太平洋に面した九十九里浜に近い個所。あのあたりは台風にも結構襲われるのですが、都心に近い千葉市であんな大雨は生まれて初めて。叔父の自動車修理工場も水浸しに。帰宅困難者に県庁ロビーが急きょ公開されたりと大混乱。歌の世界では無いですが、自然はけっして侮ってはいけない」としみじみ。
間も無く10年目を迎えることに「早かった」と即答。「デビュー当時は10周年の自分の姿は想像できなかった。2、3年目にコロナ禍があり自分を見つめ直す時間ができた。来年は10周年ですからぜひ東名阪で記念コンサートをやりたい。男性歌手は30歳から本当に男心が表現できると思うのでこれからです」と前を向いた。

(畑山 博史)
