
南海難波駅前のなんば広場で10月15~18日、街そのものをハロウィン仕様に変える「CHIMNEY TOWN HALLOWEEN 2026 in NAMBA」が開かれる。約5000個の提灯と〝目玉〟をモチーフにした装飾を展開し、人ではなく「まちが、仮装する。」を掲げる新たなハロウィンイベントだ。開催時間は正午~午後9時。入場無料。
南海グループで不動産開発などを手掛けるNANKAIが主催し、キングコング西野亮廣さんが代表を務めるエンターテインメント会社CHIMNEY TOWNと、デジタル技術を活用したまちづくりなどに取り組む大阪・なんばのMeta Osakaが共催する。
メインとなるのは、西野さん監修の体験型アート空間「CHIMNEY TOWN」。なんば広場を約5000個の提灯や目玉オブジェで彩り、午後4~9時には提灯を点灯する。MRゴーグルを使い、現実の街並みに仮想世界を重ねるXR体験も無料で実施する。
会場だけでなく、街全体を舞台にするのも特徴だ。5日からは南海線の8300系車両1編成や難波駅大階段にも〝目玉〟が出現。駅、電車、広場を一体的に演出し、なんばそのものをハロウィンの空間に変える。


西野さんは、日本古来の八百万の神やつくも神の世界観から、ビルや電車、階段、木々など街中のものに〝目玉〟を付けるアイデアを発想したという。「どう考えても、ちょっと『キモい』。こんな挑戦を受け入れてくれる街は、世界のどこにもありません。ただ一つ、『大阪』を除いては」とコメントしている。

今回のイベントは、NANKAIとMeta Osakaが進める、リアルとデジタルを融合した「デジタルエンターテインメントシティ構想NAMBA」の取り組みの一つ。 Meta Osakaの毛利英昭代表は2021年、コロナ禍で静まり返った大阪を盛り上げようと、個人でハロウィンイベントを立ち上げた。その頃から西野さんにも相談し、構想を温めてきたという。毛利代表は「大阪には『ハロウィンといえばここ』と言える場所がない。せっかく仮装をしても、行く場所がない。仲間同士で待ち合わせて盛り上がれる場所が、まちに必要だと考えてきた」と振り返り、今回の開催を「長年の念願がかなう瞬間」としている。

プロジェクトでは今回を第一歩として、将来的に1000万人規模の〝世界最大のハロウィンイベント〟を目標に掲げている。
