吉本新喜劇の間寛平GM(76)月例会見が行われ、4月から新たに加わった「金の卵13個目」5人(男性3人、女性2人)がお披露目。最年少はミュージカル女優を目指していた林ゆい(22)、最年長は漫才コンビが売れず4年前に解散した井下大活躍(40)。特技が殺陣の生島碧宙(22)、空手有段者の藤井遙佳(24)、元宝塚歌劇団照明係のウラケイ(25)と持ち味豊か。あいさつ代わりのパフォーマンスでアピールした。

また4月から1年間、この会見の固定司会者としてレイチェル(42)が指名された。ボイスパーカッションやDJ得意の元ラッパー。同じく〝新喜劇の顔〟として指名されたヤンシー&マリコンヌ=松浦真也(49)と森田まりこ(45)=もギターとダンスを得意にしており3人の音楽コラボで盛り上がる計画。

川畑泰史・元座長(58)は、ライフワークである声優とコラボした「ボイコメ」や同期生の漫才師・兵動(55)との演劇をじっくりと開催、本業以外のジャンルへ進出中。

新喜劇自体も、なんばグランド花月(NGK)しか昼間の常設本公演を行える劇場がなくなり、地方や夜の公演充実に活路を求める。盲目芸人・濱田祐太郎(36)と寛平GMが組んで殺陣のあるチャンバラ時代劇を昨年演じ好評だった事から今年はタップダンスを取り入れて5月29日夜のNGK公演に。GMは「澤田君は目が見えない分、出演者のせりふ全てを覚え舞台での動きを体に染み込ませるなど研究熱心。タップは経験者の(野呂)桃花(24)が教えています」と紹介。昨年までゴールデンウイーク時期の京都・祇園花月が本拠地だった辻本茂雄・元座長(61)主演の「天使の茂造」シリーズは今年から大阪西梅田・サンケイブリーゼで移転開催される事に。

昨年と今年で新喜劇座員総勢の約1.5割に相当する新人18人が加入。競争激化の中で、座員は生き残りに懸命で笑ってばかりはいられないようだ。
(畑山 博史)
