大阪府立学校の高校生が企業や大学と連携し、社会課題の解決に挑む「OSAKA共創LAB」のキックオフイベントが7月25日、大阪公立大学森之宮キャンパス(大阪市城東区)と8月4日、大阪公立大学I-siteなんば(大阪市浪速区)で開かれた。府内の高校生約70人が学校の枠を超えて集まり、未来社会をテーマにした探究活動をスタートさせた。
同プロジェクトは、大阪府教育庁が実施する「府立学校産学官共創教育モデル事業」の一環。2025年の大阪・関西万博で高校生が企業や大学などと連携して取り組んだ活動や成果を一過性のものとせず、府立学校での探究的・共創的な学びへ継承、発展させることを目的としている。
運営は、マイナビ、デジタル・ナレッジ、ファイアープレイスの3社で構成する共同企業体が担当する。高校生は6つのテーマから自身の興味・関心に応じてテーマを選び、チームで約8カ月にわたり探究活動を進める。今年度から3年間にわたって実施する予定で、事業終了後には各学校が自立的に共創プロジェクトを展開できる仕組みの構築を目指す。


テーマには、AIや未来のまち、医療などが含まれる。高校生は異なる学校の生徒とチームを組み、実社会で活躍する企業や大学関係者との対話やフィードバックを受けながら、課題の発見から解決策の検討へと探究を深めていく。
キックオフ初日の7月25日は、大阪府教育委員会教育長のあいさつに続き、アイスブレイクを実施。「今便利なこと、不便なこと」を付箋に書き出し、取り組むテーマのアイデアを出し合った。キックオフ2日目の8月4日には、自身が関心を持つ物事について写真を通して発表。その後、テーマのアイデア出しと絞り込みを行った。2027年2月の成果発表に向け、今後も活動を続ける。
