「ニュースで変わる株価を体験 」親子で学ぶ経済と投資 中学生向け夏休み教室 大阪取引所が7月31日開催

 大阪取引所(大阪市中央区北浜)は7月31日、夏休み特別企画として「親子経済教室in北浜 中学生編」を開催する。春休みに実施した小学生向け講座が好評だったことを受けて企画したもので、夏休みとしては初めて中学生を対象に実施する。参加無料。

JPXの社員が社会や経済の動きと株価変動の関係を解説する(写真は過去開催時の会場の様子)

 会場は大阪取引所5階の「オーバルルーム」。対象は中学生と保護者で、定員は13組。中学生だけの参加も可能。大阪府教育委員会と大阪市教育委員会が後援する。

 春休みに開催した親子経済教室では、参加者から「中学生向けの金融教育イベントも開催してほしい」との要望が数多く寄せられた。そうした声を受け、今回は中学生向けにタブレットを使って投資体験ができるプログラムを用意した。 

 当日は午前10時半から昼頃まで、株式会社の仕組みや私たちの暮らしとの関わり、社会や経済の動きが企業活動や株価にどのような影響を与えるのかを学ぶ経済教室を実施。新聞記事を教材にしながら、身近な出来事と経済のつながりを分かりやすく解説する。

 講義を担当するのは、大阪取引所金融リテラシーサポート部の社員。社会や経済の動きと株価変動の関係について、具体的な事例を交えながら丁寧に説明する。 

 後半は、日本取引所グループのオリジナルアプリ「みんなの東証投資体験」を使った株式投資シミュレーションに挑戦する。参加者はタブレット端末を操作しながら、経済ニュースが企業や株価に与える影響を実践的に学ぶ。

 シミュレーションでは、まず経済ニュースが配信される。その内容を踏まえて、どの企業の株を何株購入するかを親子で判断。その後、株価が変動し、自分が選んだ銘柄の利益や損失が表示される仕組みで、ニュース、企業業績、株価の関係を一連の流れとして体験できる。上位入賞者には景品が贈られるほか、参加者全員に参加賞も用意する。

参加者がタブレットを使った株式投資シミュレーションに挑戦。経済ニュースを読み解きながら投資判断を行い、株価の値動きによる損益を体験的に学ぶ(写真は過去開催時の会場の様子) 

 教室終了後は自由参加で、「OSEギャラリー」などの施設見学も実施。上場体験コーナーでは〝JPX大阪の鐘〟の前で上場体験ができるほか、オリジナル缶バッジ作りも楽しめる。

 近年は政府が掲げる〝新しい資本主義〟のもと、「貯蓄から投資へ」の流れが進み、若年層への金融経済教育の重要性が高まっている。大阪取引所ではこれまで小学生を対象とした金融教育に取り組んできたが、今回は参加者の要望を受け、中学生向けに内容を充実させた。

 担当者は「社会や経済の出来事が企業活動や株価にどのようにつながるのかを知ってもらいたい。学ぶ楽しさを感じながら、親子で経済について考えるきっかけにしてほしい」と話している。

 参加希望者は事前申し込みが必要で、先着順で受け付ける。

 詳細は、大阪取引所金融リテラシーサポート部、電話(06・4706・0800)、公式URL(https://www.jpx.co.jp/corporate/learning/seminar-events/d05/20260730-0731.html)へ。

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