大谷中・高(大阪市阿倍野区)の科学部に所属する高校生ら13人が8月18~20日の3日間、大阪大学豊中キャンパスで「夏の研究ものづくり実習」に取り組んだ。大阪大学コアファシリティ機構工作支援部門の協力のもと、実験装置の設計から製作、実験までを体験した。

今回の実習は、同校にとって初めての取り組み。高校生を大学の研究・ものづくりの現場に招き、座学だけでは得られない実践的な経験を提供することを目的に企画された。
題材は、大阪大学特任教授の豊田將章さんが考案した「圧縮発火器」。生徒たちは3D CADによる設計をはじめ、旋盤を使った金属加工やガラス工作に挑戦。

豊田さんは「大学の本格的な設備が整った環境で実践的な学びを体験してもらいたい。実際に手を動かすことで、自分でも気付いていなかった能力を発見し、ものづくりの楽しさを知る機会になれば」と話す。
参加した生徒は「小さい頃から説明書を見ながら物を組み立てることが好きだった。理学と工学のどちらに進むか悩んでいたが、実際に装置を作ることで将来の方向性を考える大きな機会になった」と話した。


