肝試しや謎解きで防災 消防士ら「予防団」が活動

 防災訓練ってどうしたらいいの? 一般社団法人予防団は、自治会や学校などのそんな悩みに専門家の視点から応え、企画から実施までをサポートする活動をしている。

守口市の大枝公園で2025年11月に開催された防災イベントでは、「非常ベル押しボタン体験コーナー」を設けた=予防団提供

 火災予防に関する部署で勤務経験を持つ消防士の宮谷英穂さんと、消火器やスプリンクラーなどの点検、整備などを担う消防設備士の青木俊輔さんが共同代表理事になり、2024年3月に設立。防災士を含め現在約50人がメンバーになっている。

 これまで守口、門真両市や大阪市などでの防災イベントに協力。消火器やAED(自動体外除細動器)の使い方、心臓マッサージ法などのほか、非常ベル押しボタン体験などを盛り込んできた。災害時に避難所に指定されている小学校での防災キャンプなどもした。

 またこれまでの活動を通じ、防災を前面に出したイベントは参加へのハードルが高くなりがちだと実感したという。このため、子どもも想定した肝試しや謎解きなどのゲーム的要素を入れ、楽しみながら防災への関心をもてるよう工夫もしている。

 訓練に必要な消防設備品の借り方などは、予防団が仲介役となり申請者と関係機関をつなぐ。

 宮谷さんは「訓練やイベントを通じ、いろいろな分野の人が参加し地域を活性化させることで、地域防災力を高めていきたい」と話している。

連絡は予防団のホームページにある「お問い合わせ」フォームで。(小泉健一)

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