堀江のイラスト・マンガ教室が10周年 記念作品展を開催

 イラスト・マンガ教室「堀江アートスクール」(大阪市西区南堀江2-5-1)が、開校10周年を迎えた。その記念として、8月21日、22日に生徒作品展が開かれ、生徒とその家族や関係者、地域の人が教室を訪れた。

 同校は「好きなイラスト・マンガを描けるようになる」というコンセプトで小学生から大人まで幅広い年齢を対象としているスクールだ。生徒個人のレベルやペース、目標に合わせて指導する点が好評で、地元だけでなく関西一円から生徒が通っている。
 さらに、世界における日本のアニメブームが後押しをし、海外旅行客がツアーの一部として団体で体験レッスンを受けに来るような事例も増えている。

 作品展は、生徒の成長をお披露目する場として年に1回ほど開催されており、今回は300以上の作品が集まった。各々「10年後のわたしへ」「夏のきらめき」「自由課題」からテーマを選んでイラストを描いた。作品にはそれぞれ審査をした講師からのコメントも添えられた。作品にはオンライン投票が行われ、上位入賞者には後日商品が贈呈される。

 10年という節目を経て、同校の塾長である伊藤しーりん先生は「開校当初、アニメやイラストが好きな人が、好きなものを描ける場所というのはあまりありませんでした。この学校を始めてから、同じものを『好き』と思える仲間がだんだん集まってきて、その過程で、みんなが抱えるいろんな悩みや想いに触れることが多くなりました」と話す。例えば生徒の中には不登校の子どもも多く、その生徒たちのために通信制高校サポート校も始めた。
 続けて、「このスクールでは『自分の好きなことを思いきり楽しめる居場所』として、絵を描くことを通して生徒に自信がついたり、学びや生活の意欲アップにもつながっています」と語った。
 また、運営するコミックエージェント代表の伊藤貴志さんは「AIもイラストを描ける時代の中、それでも『自分の手で描きたい』という人は増えています。描くことは心を保つ効果があります。これからさらに、この教室を通して『描く』ことを発展させたい」と意気込んだ。

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