上新電機(大阪市)は4月1日、商号を「Joshin」に変更し、同日、大阪市内で新社名として初となる入社式を開いた。会場はなんばスカイオ7階コンベンションホール。グループ計81人の新入社員が参加し、新たな船出を祝った。

式典では、同社のイメージソングを手がけるウインズ平阪氏が登場し、「情熱をなくさないで Joshin ver.」を披露。会場は役員や新入社員とともに一体となって盛り上がり、節目の門出に花を添えた。
今回の入社式は、新入社員が主役となる参加型形式で実施。新社名が印刷された赤い折り紙を用い、それぞれが将来の目標や理想像を書き込んだ「赤い紙ヒコーキ」を制作し、一斉に飛ばすセレモニー「Joshin’s Something Red 2026」を行った。欧米の結婚式で〝青いものを身につけると幸せになる〟とされる習慣になぞらえ、コーポレートカラーの赤に〝情熱〟の意味を重ねた取り組みで、新生Joshinの飛躍と挑戦への決意を象徴する演出となった。

同社は今回の商号変更について、家電販売の枠にとどまらず、ICT(情報通信技術)を含めた生活インフラの中核を担う企業への転換を図る狙いがあると説明。高齢社会への対応や家庭の脱炭素化など、社会課題の解決と企業価値の向上を両立させる考えだ。
代表取締役兼社長執行役員CEOの高橋徹也氏はあいさつで、〝モノを売る会社から価値を売る会社へ〟の変革を強調。「人を創る会社であり続けたい」と述べた。その上で新入社員に対し、①感謝と謙虚な姿勢②一日一日を大切にすること③人から学ぶことの3点を示し、「一つ一つの出会いを大切にしてほしい」と呼びかけた。
同日からは中期経営計画「JT―2028」も始動。家電事業を基盤にしながら、独自のビジネスモデル構築や新規事業への挑戦を進める方針で、〝守破離の精神〟を軸に成長を目指すとしている。
