過去最大の参加国数、かつ「キャッシュレス」「オンライン」。情報過多でよくわからないし、うまく楽しめるかな…なんて声を聞く。今回は、万博大好き記者が何度か現地へ足を運ぶ中で、より楽しめるためのネタをそろえた。初めての人はもちろん、すでに行ったことのある人も違った楽しみ方ができるかも! (礒見愛香)
大屋根リングにのぼったら…
外観にこだわり、各国の個性を出したタイプAパビリオンは正面から見ても感動するが、上から見るとまた違った見え方が楽しめる。

流氷が浮かんでいるように…

屋根にも映像流しちゃってる!?
Check! 日本語が通じない!?
海外パビリオンは今回のために来日したであろう現地スタッフの人が多く、日本語が通じないこともしばしば(特に珍しい国だと遭遇率高め)。自分の英語力を試してみるのもいいが、自信がない人は翻訳アプリを入れていくとスムーズ。
実は万博公式で「EXPOホンヤク」という翻訳アプリが出ている。せっかくなので現地の人とのコミュニケーションも楽しもう!

穴場!? なグルメ
アフリカンダイニング PANAF’

アフリカ料理が楽しめるレストラン。2階にあるので比較的すいている。時間帯によっては生演奏もしているらしい!

西アフリカ「マフェ」セット(ドリンク付き)3,900円(税込)
大阪ヘルスケアパビリオン内
ほっかほっか亭

ワンハンドBENTO 海苔弁 500円
Check! 予約が取れなくても大丈夫!
国内パビリオンの多くは予約がないと入れない。でも、サイトがつながりにくくてずっと予約サイトを見ちゃう…!ならいっそ、「予約なし参戦」もアリ。海外パビリオンの多くは「予約不要」。並んでいる間も、パビリオンによってはスマホを使ったミニゲームがあったりコーヒーの試飲があったりと、待ち時間が退屈にならないよう工夫されているところも多い。
また会場各地にはイベントスペースがあり、その日限りのパフォーマンスや催しが行われているので、それを楽しむのもオススメ。会場へ行く前に、「今週の万博」をチェックしてみて。
「休憩」も楽しもう!
会場は広く、歩きまわって結構くたくたになる。会場のあらゆるところに休憩スペースがあるけれど、休憩所も一工夫しているのが万博のおもしろいところ。

3Dプリンターで作られた休憩所「森になる建築」。植物由来の生分解性樹脂を3Dプリントしてつくった建築に、種入りの紙を貼っており、時間が経つにつれて植物が育つそう。使用後は時間をかけて土に還るという、最先端でSDGsな休憩所だ。

ポーランド館の前のベンチ。壁にかかったヘッドホンを装着するとショパンの音楽が聴ける。
「映え写」とれるスポット
ミャクミャクとツーショットが撮れる「ミャクミャクハウス」や大屋根リング下が写真スポットとして人気だが、ほかにも、「万博に来た感」満載の「映え写真」が撮れるスポットがたくさん。

現地の街並みや移動店舗を模したエリアが映える!※展示物には触れないように気をつけて。

まるで現地に行った風(にしては少々雑なものもあるが、それはご愛嬌)の写真が取れるフォトスポットがいくつもある。

手織りのベンチがパビリオンの外壁にくっついている。カップルフォトにも◎
穴場トイレはここだ!
いろいろ話題になっているトイレ。会場のあちらこちらにあるので想像よりも混んでいないことが多いが、その中でも、さらに混みにくいのはここだ。

「WASSE」横のトイレ

「アーバンリサーチ」の限定ショップや「近畿大学水産研究所」が入った建物内のトイレ
喫煙所

喫煙所は現在東ゲートの会場外2カ所だけ。ただ、最新情報では大屋根リングの北側と、EXPOメッセ「WASSE」の南側に新設予定。東ゲートの会場外にある1か所も、会場内から利用するように導線を変更するそう。
記者からひとこと
万博情報は日に日に更新されるし、会場の状況も日々変わっている。ここは空いている!といううわさがあったかと思えば、次の日には激混み…なんてこともしばしば。なんとなく入ったパビリオンが思いがけなく面白かったり、知らない人や文化との交流の機会が訪れたり。「なんでも面白がる」気持ちで、「偶然の出会い」をぜひ楽しんでほしい。