全国的なランニングイベント「パークラン」が10月4日、守口市の淀川河川公園八雲地区で新たに始まった。河川敷に設けられた5㌔のコースでは、外国人旅行客やティラノサウルスの着ぐるみ姿のランナーら47人が参加し、完走を果たした。参加は無料で、今後は毎週土曜の午前8時に開催される。
大阪市の鶴見緑地など府内外のパークラン関係者も駆けつけ門出を祝った。同地区パークランは、地元で障がい者施設などを運営する広田昭男さんが「地域の高齢者など地域住民が活動できる場をつくりたい」と5月から準備を進めてきたもので、当日は約10人の地元ボランティアも記録計測やコース誘導、声援などで支えた。
イベントディレクターを務める広田さんは「地元の人と協力し、手作りで誕生した大会。ウオーキングや沿道応援でも構わないので、気軽に参加してほしい」と呼びかけている。
会場近くには競技用ボートの艇庫があり、早朝練習後に参加した大阪大学漕艇部3年の幸野晃大さんは「年齢の異なるいろいろな人と走れて面白かった。次は他の部員にも声をかけたい」と笑顔を見せた。
