
大阪・梅田OSビルで、「出張!値段のないスーパーマーケットin 大阪・梅田OS広場」が11月1、2日に開催された。
同イベントは、農林水産省が主催する、食品の適正な価格形成の実現に向けて消費者が理解を高めることを目的とした「フェアプライスプロジェクト」の一環だ。


会場には、にんじん、じゃがいも、千切りキャベツ、豆腐、納豆、牛乳が並ぶ。これらは原材料や人件費など、販売までのコストが上昇しているにもかかわらず、そのコストが価格に反映されにくい食品だこれらの食材をレジに持っていき、その適正価格を参加者が予想し入力して、実際の適正価格と比較する、という内容だ。また、入力した金額で実際に品物を購入できる。
東京では既に2回開催され、合計約1万人が参加。参加者は「消費者視点だけでなく生産者視点で、モノの金額を考えるきっかけになった」と感想を述べた。
