野村不動産は、同社初となるライブハウス事業に参入する。ロッテホールディングスと協業し、新大阪駅から徒歩3分の立地にライブハウス「(仮称)BEAT PARK」を建設する。2026年2月に着工し、2028年3月の開業を目指す。

計画地は大阪市東淀川区西淡路1丁目。敷地面積は1727・24平方メートル。鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)地上4階建てで、スタンディング時の収容人数は1590人を想定する。2027年11月の竣工予定。
同施設は、同社グループが推進する「ベニュー事業」の第2号案件となる。ベニューとは、コンサートやスポーツなどのイベントを開催する会場のこと。ライブ・エンターテインメント市場の拡大を背景に、ホールやアリーナの整備・運営、興行分野まで手がけ、体験価値の創出を図る。
第1号案件は、京都駅前で2026年4月9日に開業予定の「DRUM TAO THEATER KYOTO」。新大阪での新施設は、関西圏での展開を一層強化する位置付けとなる。
施設名称の「BEAT PARK」には、〝鼓動が響き合うライブを中心に、食を楽しみ、人と語らい、思いを交わす場所〟との意味を込めた。約1600人規模は、大阪エリアのライブ市場で需要が高いとされる規模で、多様なアーティストの公演ニーズに応える。

館内には開放的なホワイエ空間を設け、オリジナル飲食も提供する計画。公演前後の高揚感や余韻を分かち合いながら、アーティストとファンが交流できる場づくりを目指す。〝聴く、食べる、語る、出会う、創る〟が一体となった複合的な音楽体験を打ち出す。
両社は、不動産開発・運営で培ったノウハウと、エンターテインメント分野での知見を融合させ、新大阪エリアに新たなにぎわい拠点を創出する考えだ。
