一戸建て住宅販売の大手「オープンハウス」のテレビCMと言えば俳優・堺雅人が怪獣と取っ組み合いする物がおなじみだが、関西・東海地区限定で吉本新喜劇のすっちー座長とギャグマシーン島田珠代が1970年代サイケ風ドレスで踊るバージョンが登場。お披露目会見で吉田裕座長も加わり裏話披露や大喜利企画実施発表を行った。
まず登場したすっちー座長がおなじみのアメまきを行ったが、これが「オープンハウス」と2人の顔写真が入った特製。「これを本番の新喜劇で客席に向かってやったらウケるで!」とご満悦。

衣装は高度成長期を意識した金ぴかファッションで、島田によると「特製でラメや羽根を張り付けて作って頂いたので、踊って暴れるたびにはがれてスタジオ中に散らばりました」と舞台裏ばらし。すっちー座長は「ダンスは何回も撮り直してキツかったね。2人とも年ですからゼイゼイ言ってました」と苦笑。

この後、吉田裕座長も登場し定番ギャグ「乳首ドリル」では「久しぶりに2人で組んでやると緊張する」とすっちー座長と顔を見合わせ。ここで同社関西支社の開発部管理グループ・亀田眞吾次長が参加。島田には一緒に「パンティー・テックス」を踊らされ、すっちー座長には「乳首ドリル」を見舞われとイジられまくったが明るく笑顔で即興対応。「大したもんや」と一同から拍手を贈られる一幕も。

同社ではこれまでにも関西で自治体などと組んで地域での防災イベントや子ども向け啓発イベントを実施しているが、地域限定テレビCMは初の試み。「もちろん神戸出身の堺さんのCMはこれからも関西で流れますのでご安心を。より関西らしいCMが加わり親しみを感じてほしい」と話している。

(畑山 博史)