星野リゾート初の山ホテル「ＬＵＣＹ尾瀬鳩待」　群馬県・尾瀬国立公園に９月１日開業

　星野リゾート初の山ホテル「ＬＵＣＹ尾瀬鳩待」（群馬県・尾瀬国立公園）が９月１日から開業する。宿泊予約は６月２日から販売開始。ハイキング前夜の食事や睡眠環境の充実、登山の頂上だけでなく、手前の部分でも楽しめる「ＬＵＣＹ」オリジナルのアクティビティやコンテンツが気軽に楽しめる旅を提案する。同所のコンセプトは「最高の尾瀬ハイクがはじまるホテル」。

登山が「自分にできるかな？」という人がターゲット

　同所は日本の観光復興「山のリブランド」を掲げる星野リゾートの新ブランド、心揺さぶる山ホテル「LUCY（ルーシー）」の第一弾。星野ブランドは「星のや」「リゾナーレ」「界」「ＯＭＯ」「ＢＥＢ」を展開しており、６つ目となる。

　バスでの到着が可能な尾瀬の玄関口「鳩待峠」に位置するホテルで、ハイキングをこれから楽しみたい人にとっては絶好のロケーション。特徴は、①プライベートな寝室、②温水洗浄トイレ、③シャワーとパウダールーム、④肉・魚・玉子の贅（ぜい）沢ごはん、⑤ホテル内に２４時間営業のコンビニ、⑥充電やWi-Fiが無制限と、山滞在における負担や不安の解消をサポートする〝６つのプロミス〟を提供する。

　ハイキング当日は、身軽な状態でスタートできるように、不必要なものはすべて同所に預けることができる。顧客ターゲット層は「自然が好きだけど『自分にできるかな？』という登山初心者です」と担当者は話す。

　また、プライベート空間を確保した１人利用のドミトリーから、友人やカップルでの利用に適したツインルーム、ファミリーで楽しめる最大４人利用のフォースルームとニーズに合わせて選べる３タイプの客室を完備。夕食のメインメニューには、群馬の名産の一つである豚肉を使った「LUCY豚汁」など、「山滞在にうれしい食事ラインナップ」を用意する。