「梅田蔦屋書店」は、二つのラウンジエリアで構成。店内中央に位置する「ガーデンエリア」(81席)は最大6人が利用できるボックス席など複数席を多く備え、カフェ・バーとしても使い勝手のいい空間を提供する。「スカイエリア」(95席)には、JR大阪駅を真上から見渡せる窓際席を設置。会議や商談、女子会などに最適な個室もある。
コンシェルジュ厳選の書籍は約2千冊。利用料はソフトドリンクプラン60分1100円(同1日利用3850円)、学生プラン60分880円(同1日利用3080円)など多彩で、ジュースやコーヒーなどのドリンク、ナッツ、スナック、ソフトクリームなどフードの利用も含まれる。
公式アプリを使えば、利用日の2週間前から利用開始時間の15分前まで予約可能。クレジットカードをアプリに登録すれば、店頭の専用端末にQRコードをかざし、スムーズにチェックインできる。
シェアラウンジは、コロナ禍で働き方が多様化する中、多くの支持を集めて店舗を拡大、9日時点で国内22店舗(梅田を含む)を展開。
同店を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ新業態開発本部の鈴木真悟本部長は「これまで関東中心に展開してきたが、全国でニーズがあると見据え、この関西、梅田の旗艦店をフックに出店を加速させていきたい」と話した。