6月度の吉本新喜劇・間寛平GM(76)の月例会見が行われた。
このほど採用の「金の卵13個目」5人のうち7月開催の新人お披露目公演概要説明のため参加した井下大活躍(40)と林ゆい(22)に対し、寛平GMは「観客や周囲にこびず自身で頑張ってほしい。堂々とやればいい」と辛口エール。その言葉を引き取ったアキ座長(56)は「新喜劇のお客さんはお笑いを見慣れているのでレベルが高い。誰でもスベる時はスベる。新喜劇の良さは協力体制。スベった座員は回りがフォローし、ウケた仲間にはさらにかぶせてもっと盛り上げていく。それが大事」と真顔で続けアドバイス。普段なら予想されるオチがないまま2人の大真面目なアドバイスに登壇者は静まり返った。

会場が盛り上がったのはシャツを脱ぎ捨て見事な肉体美を披露した9年目・生瀬行人(27)と新人・井下の姿。生瀬は悪役が定番の27年目・太田芳伸(44)と共に7月に4回目の「筋肉フェス」を開催予定で堂に入ったマッスルポーズ。一方の井下は漫才コンビを解散し新喜劇に飛び込んだ中年の星で、バク転をキメて見せアピール。

GMは日頃から「若手男優の発掘」を目標に掲げているが、8月の埼玉での「出前ツアー」㏚行脚で注目されたのがイケメンながら普段の舞台では〝マザコンっぽいアホぼん〟を演じ人気上昇中の8年目・野崎塁(30)。この日は7月に「N」の頭文字を持つ23年目・新名徹郎(44)、2年目・野呂桃花(25)の3人で行う合同公演PRにやって来たが、GMから「埼玉公演で地元・富士見市出身の塁を連れ県内をPRで回ったらすごく手応えが良かった」との説明を受け恐縮気味。再びアキ座長が「埼玉と沖縄は新喜劇の定時テレビ放映がありファンが多い」と補足。そこへ今春から会見司会者に抜てき固定された19年目・レイチェル(42)が同郷とあり「埼玉には大宮ラクーンよしもと劇場(さいたま市大宮区)もある。若手の大塚澪ちゃん(10年目・29歳)も埼玉。皆で大宮で何かできたらいいよね」と逆提案。

GMにとって新喜劇常設劇場がなんばグランド花月1カ所しかない事が悩みのタネだけに、多様な取り組みで全国へのファン拡大への確かな手応えに頼もしそうな笑顔を見せた。

(畑山 博史)
