守口で介護フェスタ 7年ぶり対面開催

 介護を身近に感じ、多世代交流を図る「介護フェスタ2026」が3月14日、守口市役所で開かれた。対面開催は19年以来7年ぶり。会場では展示やステージを通じ、市民らが地域で安心して暮らすための「介護と医療の連携」について理解を深めた。
 討論会では「自分らしい人生」をテーマに専門家が意見交換。看護師の合田博美さんは、母親を自宅で看取った体験から、住み慣れた家で家族と過ごす穏やかな時間を紹介。在宅医の白成栽(はく・すんじぇ)医師は「自宅は本人の自由やこだわりを大切にできる場所」と在宅医療の意義を強調した。
 また、北河内地域で昨年度導入された、救急隊から在宅での看取りへ引き継ぐ新ガイドラインも紹介。ケアマネジャーからは、急変時の混乱を防ぐため、本人や家族が事前に希望を共有する「人生会議(ACP)」の重要性が指摘された。
 主催したもりぐち介護事業者連絡会の西田勝己会長は「守口には安心して利用できるサービスが整っている。自分らしい人生を支える地域づくりをさらに進めたい」と展望を語った。(納島輝久)

介護用品の展示や体験に参加する来場者=2026年3月14日(編集部撮影)
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