大阪市旭区清水で57年にわたり地域医療を担う「牧ヘルスケアグループ(社会医療法人ONE FLAG)」は4月12日、世代を超えて地域の人々がつながる交流イベント「MAKI☆コミまるごといきいきフェス」を開催した。今回で3回目。家族連れや高齢者ら多くの来場者でにぎわった。

同イベントは、病気や介護が必要になった時だけでなく、同法人が地域住民らと日常から顔の見える関係づくりを目指す取り組み。担当者は「健康な時から接点を持ち、いざという時に頼ってもらえる存在になりたい」と開催の意義を語る。
会場では、医療の専門性を生かした体験型ブースが人気を集めた。内視鏡の操作体験や心臓リハビリテーションの紹介など、普段触れる機会の少ない医療現場を身近に感じられる内容が並んだ。薬の分包機の実演では、子どもが薬剤師体験を楽しむ一方、大人が正しい服薬方法を学ぶ姿も見られた。


また、「認知症」をテーマにした映画上映や絵本の読み聞かせも実施。会場内を巡るスタンプラリーでは、医療・介護の情報発信ブースに立ち寄る仕掛けを導入。楽しみながら自然と知識を深められるよう工夫した。
運営にはグループ内の病院や介護施設などから約100人の職員が参加。「ONE FLAG」の法人名のもと、職種の垣根を越えた連携でイベントを支えた。地元飲食店も出店し、バザーや縁日なども行われ、地域の祭りのような活気に包まれた。昨年は450人が来場するなど、回を重ねるごとに増加しており、地域に根付いた催しとなりつつある。

