3世代で楽しめる仕事体験テーマパーク「カンドゥー大日」オープン 西日本初上陸

 子どもが主役の仕事体験テーマパーク「カンドゥー大日」が12月20日、イオンモール大日(守口市大日東町)にオープンした。西日本初出店、家族層を中心に関心を集めている。

モデルに扮してランウェイを歩く子どもら。演出も本格的=守口市、12月18日編集部撮影
気分はトップモデル=守口市、12月18日編集部撮影

 同施設は子どもたちが実際の仕事を模した〝仕事体験アクティビティ〟にチャレンジできる屋内型テーマパークで、警察官やモデル、すし職人、パティシエなど、用意されている仕事は30種類以上。施設内では、それぞれの制服やコスチュームに身を包んだ子どもたちが、スタッフの説明を真剣な表情で聞き、仲間と声を掛け合いながら仕事に取り組む姿が見られた。

警察官になって犯人を捕まえる体験=守口市、12月18日編集部撮影

 体験が始まると、笑顔の中にも表情が引き締まる子どもたち。仕事を終え、施設内で使える疑似通貨「カッチン」を受け取った後の、誇らしげな笑顔も印象的だ。その「カッチン」 を銀行で預けたり買い物をしたりすることで お金の流れも学べる仕組みになっている。

引越し業者になって荷物を運ぶ子どもら=守口市、12月18日編集部撮影

 施設は両親や祖父母が近くで見守れる仕組みになっており、見学や休憩スペースも十分に確保。バリアフリー設計で親子3世代で同じ時間を共有できる。屋号の「カンドゥー」は「We Can Do(私たちはできる)」という意味で仕事体験を通じて、責任感や自立心、協調性を育てることを目指している。

 子どもたちが社会と出会う場として、地域に根付いた施設となりそうだ。

パラレルワールドにつながる鍵穴の形の入場ゲート=守口市、12月18日編集部撮影
キャクター「イゴー」やスタッフと踊る子どもら=守口市、12月18日編集部撮影

■カンドゥー大日/守口市大日東町1-18イオンモール大日イオン棟3階/電話0570(085)117

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