大阪・梅田のショッピングセンター「エスト」(大阪市北区)は、正面エントランスに当たる西側外壁ファサードを3月18日、約20年ぶりにリニューアルする。施設の運営はJR西日本大阪開発(同区角田町)。開業45周年の節目に合わせた改装で、あわせて全国初や関西初出店を含む計11店舗が新規出店・改装する。


エストは1981年、若い男女を主な対象としたファッション街「エスト一番街(愛称EST―1)」として開業。2006年の全館改装の際に現在の名称となり、ヤング女性を意識したピンク色のロゴサインなどで親しまれてきた。

今回の改装では、テナント構成や来館客層の変化に合わせ、20代後半~30代前半の女性を主な対象に据えたデザインへ一新する。ナチュラルな色調と質感を生かした外観とし、コンセプトは〝FAN&CHARM(楽しさと魅力)〟。ファッションを通じて自分らしさを表現する女性が集う空間づくりを目指す。
改装する外壁は正面、北面、南面の3面を連続した光のラインで結び、柱には温かみのあるブラケットライトを設置。壁面にはライムストーン(石灰岩)タイルを採用し、間接照明で壁面上部を照らすことで、高架下でも明るく開放感のあるエントランスを演出する。南北2カ所には大型デジタルサイネージも新設し、映像演出によって施設の新しい魅力を発信する。
館内では2月18日から順次、ショップの新規開店や改装が進んでいる。スニーカーセレクトショップ「アトモス」が手掛ける女性向け店舗「アトモスピンク」が出店し、スニーカーを中心にダンスや音楽などのストリートカルチャーを融合したスタイルを提案する。
このほか、韓国のモードストリートブランド「1618」が関西初出店。バッグブランド「サマンサベガ」は韓国発ブランド「VARZAR(バザール)」と協業した「サマンサベガ・バザール」の日本1号店として開店した。アパレルブランド「ラグナムーン」も売り場を拡張して改装するなど、ファッション雑貨や飲食を含む計11店舗が新たな装いとなる。
外壁に設置した大型サイネージでは、映像制作会社「CAVIAR(キャビア)」が手掛けたスペシャルムービーを3月18日から放映する。〝新しくなった日常~エストに来れば退屈なルールは通用しない~〟をテーマに、最新のAI技術を活用して制作した映像で、エストの新たな魅力を発信する。
同施設は〝大人になっても女の子のときめきやKawaiiを大切にする女性〟を意識したランドマークストリートとして、今後も魅力向上を図るとしている。
