テナントの垣根越え飲食 進化系フードスポット「ヨドヤバ」誕生

 大阪・淀屋橋の複合施設「淀屋橋ステーションワン」1階に、4月6日、フルサービス型&キャッシュレスの〝進化系フードスポット〟がオープンする。その名は「ヨドヤバ」。直前に開かれた内覧会に参加してきた記者が「一体どんなスポットなのか」をお伝えする。

ヨドヤバ=「淀屋橋」に創設する新たな居「場」所

 昨年6月にオープンした淀屋橋ステーションワン。同年9月には展望スペース「淀屋橋スカイテラス」も一般公開され、何かと話題が絶えない商業施設だ。淀屋橋駅北改札に直結で、アクセス至便さもこのうえない。

 そんな同館の1階に誕生したのがヨドヤバ。ネーミングもインパクト満点だが、同施設の特徴は何といっても、テナントの垣根を越えて飲食できる点だ。フロア内には串カツ「揚八」、焼き鳥「とり五楼」、イタリアン「BAKKANO」、海鮮居酒屋「しらすくじら」の4店舗が並ぶが、どの店の料理も一緒に、テーブルのQRコードを読みこめばスマホ操作で簡単に注文できるのがありがたい。いわば〝フードホールのいいとこ取り〟なのだが、オーダーしたメニューは席まで運んでくれるフルサービス型だから、取りに行く手間もない。呼び出しベルに気を取られることなく、ゆったりと会話や食事に集中できるのも嬉しい。席種も豊富で、中央に配されたオープンキッチンを囲むカウンター席では、串を焼く炎や牡蠣をさばく手元を間近に見ながら食事が楽しめる。テーブル席や通りを望むテラス席もあり、一人での昼飲みから、友人や同僚とのディナーまで幅広く利用できる。

 注目したいのは、各店の個性が際立つ料理だ。「揚八」の串カツは、軽やかでふんわりした衣が特徴。ランチタイムには奈良県産大和ポークを使ったとんかつ定食も提供される。「とり五楼」の炭火焼き鳥は、大山どりの旨みを閉じ込め、商業施設では珍しい炭火焼きならではの香ばしさを堪能できる。

 「BAKKANO」では、生ハムや生牡蠣に合わせたクラフトビールのペアリングが楽しめる。コクがあってビターな黒ビールは生ハムなどの肉料理の濃厚な味わいをすっきりと引き締めてくれ、フルーティーで爽やかな白ビールは牡蠣や魚介類のミネラル分と好相性。もちろん他店のメニューとの組み合わせを試してみるのも楽しい。「しらすくじら」では、福岡直送の鮮魚を使った海鮮料理をリーズナブルに提供。博多の名物〝ごまさば〟もあり、魚好き、居酒屋好きにはたまらない一軒だ。

 テナントをまたいで自由に注文できる利便性と、ジャンルごとの個性を同時に楽しむことができるのが「ヨドヤバ」の最大の魅力。働く街の印象が強い淀屋橋だが、仕事帰りのちょっと一杯はもちろんのこと、ランチや昼飲み、ゆったり楽しむ食事など、平日のみならず休日にも淀屋橋にやって来る大きな〝理由〟のひとつになりそうだ。(西村由起子)

■ヨドヤバ/大阪市中央区北浜3―6―22 淀屋橋ステーションワン1階/営業時間11時半〜14時半、17時〜23時/無休

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