開業6周年を迎えたJR大阪駅前の大型複合商業施設「リンクス梅田」が、来年1月にかけて大規模リニューアルを実施中だ。西日本最大のユニクロををはじめ、26店の新規出店や既存店の改装が目白押しだ。

大阪・梅田の大型複合商業施設「LINKSUMEDA(リンクス梅田)」が開業6周年を迎え、
店舗・約1万平方㍍に及ぶ大規模リニューアルを進めている。 (西山美沙希)

同施設はヨドバシカメラと専門店が一体となった商業ゾーンとして、2019年の開業以来幅広い層に親しまれてきた。ヨドバシ建物 執行役員関西統括リンクス梅田 所長の五鬼上大介さんは、リニューアルの背景について「変化する梅田エリアとともに、時代に合わせた『Evolution!』(進化)をテーマに、ファッション・雑貨・サービス・グルメのすべてで、ライフスタイルをより豊かにする施設を目指す」と話す。


オイシイもの横町も新店がズラリ!
今年8月から来年1月にかけて順次オープンが進んでおり、26店の新規出店や既存店の改装が予定されている。中でも地下1階の「オイシイもの横丁」は、「Every
day! Everybody! Kampaaai!」をテーマに大幅刷新。大阪の名店や人気店を中心に新たに7店舗が加わり、終電間際まで出会いや交流を楽しめる空間へと生まれ変わる。


西日本最大のユニクロも誕生
またリニューアルの目玉となっているのが、衣料品大手「ユニクロ」だ。既存店舗を大幅に増床し、西日本最大のグローバル旗艦店「UNIQLO UMEDA(ユニクロ ウメダ)」として10月24日に再開業。初日から多くの買い物客でにぎわった。
売り場面積は約4297平方㍍とリニューアル前の約2倍に。1階はウィメンズ、2階はメンズとキッズを中心に展開し、衣類のリペアやリメイクを行う「RE.UNIQLO STUDIO(リ・ユニクロスタジオ)」や、花のある暮らしを提案する「UNIQLO FLOWER(ユニクロフラワー)」など、衣料販売に止まらない多彩なサービスであらゆる層のニーズに応える。



阪急電鉄や中崎町の焼き芋店「蜜香屋」など、地元企業とのコラボグッズも

地元企業とのコラボも
また、ダイキン工業や阪急電鉄、中崎町の焼き芋店「蜜香屋」など地元企業との限定コラボ商品も販売。地域に根差した店舗運営を進めている。
なお、茶屋町の「ユニクロ OSAKA店」は閉店予定で、新店舗への集約を図るという。

