6年目に入った「知の東京大学✕エンタメの吉本興業」連携プロジェクトの一環として「笑いと学びの文化祭 」in道頓堀を開催。関西のお笑い芸人と現役東大生がお笑いコンビ「見取り図」がナビゲーターとなり4部構成で渡りあった。

第3部「濱田祐太郎の世界」では、R-1王者となった全盲芸人との掛け合い。普段の濱田は自身の障がいを逆手に取った〝白杖持っての街歩きあるある〟な漫談を得意としているが、東大生は〝より濱田を生かすお笑いとは?〟を多角的に考察。「見取り図」盛山の司会で、健常者のリリーが目隠しをし同一条件で濱田と対抗したり、舞台でのやり取りを客席が全員目隠しし耳だけで体感し「視覚無しでも同じように笑えるか否か」を試すなどした。

濱田とリリーに東大生が2人ずつ加わっての大喜利では「音声ソフトの誤訳を聞き取って解読」などで視覚障害のある彼ならではの研ぎ澄まされた聴覚反応の速さに、東大生らが舌を巻く一幕も。

終了後、東大生側は「濱田さんが全盲と言う事で「〝どこまでイジって笑いにしてよいのか?〟と迷い相談したが〝遠慮しないでやりましょう〟と言って頂けた。大喜利でパッと横に転がして発想するスピードとセンスはすごいです」とビックリ。濱田も「目が見えないボクが〝何がどこまで出来るか
?〟の部分を真面目に掘り下げてもらい感謝です」とエール。

司会の盛山は「東大生がボクらとコラボしてくれる企画が多いと思うけど、出来ればボクらが東大生と一緒にリアルに授業を受けてみたい。全然理解できないのか? それとも何か感じるところがあるのか?」と今後の展開に期待を寄せた。
(畑山 博史)
