葵かを里、日舞と歌で魅了 新曲携え全国キャンペーン

 日舞を踊りながら艶歌を歌う葵かを里が4月にプロ21年目で22作目の新曲「白糸恋情歌」と「立山の春」をダブルA面で発売。5月に入っての関西キャンペーンでまず「KOBE流行歌ライブ」に出演。富士宮市にある富士山の白糸の滝をイメージした〝富士山にサクラ〟のCDジャケットの着物姿を披露した。20日には「大阪発流行歌ライブ」(アメリカ村・ライブハウス「BIGCAT」)に登場する。

番傘と舞扇で華麗に踊る葵

 神戸の公演では、新曲2曲はもちろん3年前の奈良・吉野山が舞台の「吉野千本桜」を歌唱。「3年前から吉野のサクラを見ようと毎年日程を調整。今春、ようやく見る事が出来ました。山が200種のサクラの花で少しずつ色が異なって染まり、見ていて感動」と報告。『昭和歌謡の名曲』コーナーでは美空ひばりの「関東春雨傘」の歌声に乗り蛇の目傘を操って踊り盛んな拍手を受けた。

KOBE流行歌ライブの出演者とトークする葵(右手前)

 昨年がデビュー20周年とあって前年からの2年間で新作CD3枚を出し、今年は新たなスタート。「まず富士山に行ってきました。雪解け水が伏流水となって岩肌から湧き出し、絹糸を垂らしたように幾筋も流れ落ちて素晴らしい。この曲は富士山はもちろん全国の白糸の滝を意識しています」と説明。また「立山の春」は本格化した春を迎えたこの時期を描く。「立山というと厳しい冬山のイメージ。でも雪が消えた後の新緑の景色が素晴らしい」と感動した心を伝える。作詞の麻こよみとは長年の付き合いだが、作曲の弦哲也とは昨春の「華厳の滝」で初めて組んだ。「今回の作品が弦先生とはまだ2作目。なのに先生は、ギター片手にその場でアレンジまでご自身で演奏して聞かせて下さって…。私が演じた事がないメロディー運びでとっても新鮮。感謝しかないです」と感謝の面持ち。

歌唱しながら客席を回って握手する葵

 日舞の見た目は優雅だが、腰を落とし緩やかに舞うのは想像以上の重労働。しかも通常日舞は足袋で舞うが、葵は草履で足を運ぶため体への負担は数段重く、毎回終えると汗びっしょり。「和装一式入ったスーツケースを押しての全国移動にも慣れました。体力勝負なので食べるのが元気の素。でもそれだけだと体形維持が出来ないので、時間があるとヨガスタジオで汗」と小柄ながら元気いっぱいだ。

終了後のCD即売会でファンと言葉を交わす葵

(畑山 博史)

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