勝者には『吉本新喜劇まつり2026』(10月30日・なんばグランド花月NGK)でネタを演じる権利を競う「寛平GM杯ネタバト〜吉本新喜劇まつりへの道」がよしもと道頓堀シアターで新喜劇座員50組が参加。
120人近い座員からの希望者から独り芸からトリオ、カルテットまで好きに組んで出場。組合せを替えての再出場もOKで、中にはトリオ、コンビ、ピン芸と3度も挑戦するケースも。50組を2ブロックに分けそれぞれで上位3組を合格とし、間寛平GMとすっちー、酒井藍、吉田裕の3座長が審査し、観客投票特典も加味して順位決定。司会はアキ座長が務めた。

ブロック優勝は、殺陣得意の「ちゃんばら日本」(平山昌雄、太田芳伸、仲澤秀朗)がまず連覇を決め、続いて〝今年の新喜劇の顔〟に指名されている「ヤンシー&マリコンヌ」(松浦真也、森田まりこ)が知名度と人気で他を圧倒。


他の4組には、沖縄出身でゆるキャラ的雰囲気のけんたくん(38)が同郷のおやどまりとの沖縄コンビ話芸と、独りのちょっとシュールなコント芸でダブル当選。残る2組はコント芸「目玉メガネ」(佐藤太一郎、菅野智義)とフリップ芸の入澤弘喜と決まった。

ネタバトルは寛平GM就任した5年前に「座員の可能性拡大」を目的にスタート。吉本新喜劇は本来10~20人の大衆演劇で4座長の下、劇場公演に起用される顔ぶれはおのずと限られるため、普段実力を発揮できる機会が少ない座員に取っては絶好のアピールの場となっている。
新喜劇まつりは一般ファンによる人気投票「座員総選挙」で選ばれた上位30人と昨年殿堂入りしたアキ座長しか出演できない一夜限りの長時間劇。今回選ばれた6組は投票による当落にかかわらず新喜劇上演前に、各組2分ずつネタ披露できる。
審査を終えた寛平GMは「皆、キッチリとネタを仕上げていて感心した。入団したばかりの金の卵12期、13期の座員も失敗を恐れずよく頑張った。ピン芸で面白い物も多かったが、まつりでは広いNGKでネタを演じるのでその点も考慮した」と話した。
(畑山 博史)
