JAバンク大阪(大阪府信用農業協同組合連合会)は、大阪府内全域のJAのATMコーナーに、音声で特殊詐欺への注意喚起を行う「指向性スピーカー」を設置する取り組みを始めた。6月17日には第1号機の設置式を行い、大阪府、堺市、大阪府警察、堺西警察署などの関係者が出席した。
設置式では、大阪府と大阪府警察のマスコットキャラクターも参加し、ATMコーナーで指向性スピーカーを活用した特殊詐欺防止の実演を行い、利用者へ注意を呼びかけた。
スピーカーは府内全域のJAのATMコーナーに順次設置される。設置完了は今年9月ごろを予定しており、ATMコーナーへの指向性スピーカー設置は近畿圏で初めてとなる。
特殊詐欺被害は依然として高い水準で推移している。昨年8月には「大阪府安全なまちづくり条例」が改正され、65歳以上の高齢者が携帯電話などで通話しながらATMを操作することが禁止された。
同社の寺下三郎会長は「大阪府や大阪府警察と連携し、官民一体となって地域の安心・安全を守る大きな意義がある」と述べ、特殊詐欺被害の未然防止に向けた取り組みの重要性を強調した。

