クオーツ心斎橋にビオラル出店 若年単身層狙い、オーガニック総菜で需要開拓

 大阪メトロ心斎橋駅直結の商業施設「QUARTZSHINSAIBASHI/クオーツ心斎橋」地下2階に、ナチュラルスーパーマーケット「ビオラルクオーツ心斎橋店」がこのほど、オープンした。

 同店は心斎橋エリアに住む人を主な利用者と捉えている。このエリアは同店舗から1㌔圏内に単身世帯が71.7%、2人世帯は16.5%と少人数世帯が9割近くを占める。年齢別人口構成は30代が23.3%と最も多く、次いで20代が18.5%、40代が18.4%と、大阪府平均と比べて若年層が多い地域なので、ビオラルの主なターゲット層と重なっていることがわかる。

 また、心斎橋駅周辺は、商業施設やオフィス、ホテルなどが立ち並び、多くの人々が訪れる場所でもあるため、それらの人たちが出勤前やランチ時間、そして帰宅前に立ち寄ってくれることも期待している。そのために同店舗ではランチタイムに手軽にリフレッシュできる商品として、新商品のサンドイッチやドーナツ、スムージーなどの素材にこだわった軽食メニューを提供する。

 サンドイッチは有機野菜を贅沢に使っていて健康志向の人向き。またパンは貴重な国産の有機小麦を使用して焼き上げている。

 ドーナツは揚げたものだけでなく、米粉を使った焼きドーナツも導入し、それらと合わせて飲めるスムージーは、有機小松菜や有機バナナを使用していて、これらも健康志向の人にアピールしている。

 これらに加え、総菜も充実させている。店内で販売する総菜には、同店で扱う調味料や野菜など、高品質で安心して食べられる食材を使用。総菜を味わいながらビオラル製品を試せる仕組みとなっている。総菜を入口に製品の魅力を体験してもらい、最終的には個別商品の購入につなげる狙いがあるという。

 健康に配慮した総菜や弁当、プライベートブランド「BIO-RAL」の新商品、地域とのつながりを推進する地元の人気商品など、「オーガニック・ローカル・ヘルシー・サステナブル」のコンセプトに沿った約3,500種類の商品を揃えている。

 発酵食やグルテンフリー、そして薬膳という三つにこだわった商品を充実させているのも同店の特徴。薬膳カレー、スープ、グルテンフリーの菓子、麹を使ったドレッシングや甘酒などがそうだ。

 また、大阪の地元ブランドとのコラボ商品にも力を入れており、西区で製造しているビールや、梅田で採れたハチミツを利用したフィナンシェ、堀江の洋菓子店から仕入れている手焼きのクッキーなどを積極的にPRしている。

 店内にはイートインスペースが9席あり、店頭で購入したサンドイッチやスイーツを同店で食べることも可能。

 現在、積極的に押し出しているものの一つにギフトがある。

 同店のPB(プライベートブランド)商品で有機素材を使用した調味料などをセットにして販売。店舗で手にとって購入するだけでなく、オンラインでも購入可能なので、同店が出店していない地域に住んでいる人でも同商品を取り寄せて利用できるようになっている。

 心斎橋店は、関西圏においてビオラルの7店舗目に当たり、今後2030年までに20店舗へ急増させていく計画があり、オンラインによるギフト販売の成果は新規出店に向けて大きな意味を持つことになる。

 ほかにも冷凍食品でおかずとご飯がセットになったミールセットも6種類揃えて、「帰宅後に簡単に栄養価が高く美味しい料理が食べたい」という若者のニーズに応えようともしている。

■ビオラルクオーツ心斎橋(くおーつしんさいばし)店/大阪市中央区南船場 3-12-14(B2F)/営業 10:00~21:00

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