使用済み食用油の回収促進 守口市、2社と連携協定

 家庭から出る天ぷら油などの使用済み食用油の回収を促進するため、守口市は2月5日、守口市役所で、廃食油リサイクルメーカーの植田油脂(本社・大東市)と、バイオ燃料メーカーのレボインターナショナル(同・京都市)の2社と、それぞれ事業連携協定を締結した。
 凝固剤を使ったり、紙に吸わせたりして市民が出し、「燃やすごみ」として市が収集している廃食用油を、2社がバイオディーゼル燃料や持続可能な航空燃料(SAF)などに加工し、再利用していく。
 市内では、植田油脂がライフ守口滝井店(文園町)に、レボインターナショナルが京阪百貨店(河原町)に、それぞれ回収ボックスを設置している。利用者は使用済み食用油をペットボトルに入れて持ち込む。
 今後、2社は回収拠点の拡大を進める予定で、市はホームページなどを通じ、回収場所やリサイクルに関する情報を発信し、取り組みを支援する。
 協定に関し、瀬野憲一市長は「回収拠点を増やし、市内の環境負荷の軽減につなげていきたい」と話した。
 植田油脂は近畿地方を中心に、守口市を含む23自治体と協定を結び、約500カ所の回収拠点から月間約7000㍑の廃食油を回収している。再生されたバイオディーゼル燃料は、USJのアトラクションや大阪・関西万博会場の解体作業車両の燃料としても活用されているという。(小泉健一)

使用済み食用油のリサイクルに関する協定を締結した瀬野憲一市長(中央)と関係者ら=守口市役所(小泉健一撮影)
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