【続報】寝屋川市、現金給付費増額へ

 寝屋川市は8日、物価高騰対策として実施する現金給付事業の支給額を、昨年末発表した一般的な家庭における水道基本料金12カ月分の1万2720円から17カ月分にあたる1万8020円に増額して一括で支給することを明らかにした。

インタビューに答える広瀬市長=10月7日、寝屋川市役所(竹居真樹記者撮影)

 交流サイト「X(旧ツイッター)」などで「ミスタースピード感」と評される広瀬慶輔市長はXのポストで、〝広く・公平な支援〟が必要であるとの考えを一貫して発信。今回の増額に際しても、国の重点支援地方交付金の総額が想定を約6億円上回ったため、全額に市財源を上乗せし、年度末に出費が重なる市民の生活に寄り添う意図を明らかにした。

 今回の給付は、水道料金の振替口座に現金を振り込む「プッシュ型」で実施される。この方式は、従来の給付金制度における申請しないともらえない「申請主義」から脱却し、市民側の個別申請を原則不要とした点に特徴がある。さらに、行政手続きを大幅に簡略化することで、事務経費を抑制しつつ、迅速に支援を届ける高い還元率を実現した。

 対象は、2026年1月1日時点の給水契約者等。口座振替未登録者や、家賃に水道代が含まれる集合住宅の世帯については、別途申請や口座登録の確認を経て、順次振り込みが行われる。(濱田 康二郎)

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